ダイハツ 排ガス熱で燃費を5~7%改善に成功

ダイハツ工業は長岡技術科学大学、日本原子力研究開発機構と共同で、
自動車の排熱を利用して燃費を向上させる技術を開発した。

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排ガスの熱を受けて発電できる素子を活用。
エアコンやモーターなどに電力を供給し、燃費を5~7%改善するメドがついた。
数年後の自動車搭載を目指す。 
新技術を搭載すると、ガソリン1リットルあたりで35.2キロメートル走る軽自動車の場合、走行距離を最大2.5キロメートル上乗せできる見込みだ。 自動車は補給したガソリンの約5%を燃やして発電に使っているため、ガソリンを大幅に節約できる。

研究チームは、自動車が走ったり止まったりするときの排ガスの温度が大きく変化する特徴に注目。 温度によって大きさが微妙に変化することで発電できる素子に排ガスを当て、電力を取り出すシステムを考案した。 新開発の素子と制御システムを軽自動車用のエンジンに取り付け、実験室内で公道を20分間走るのを模した試験を実施。 素子1立方センチメートルあたり2.3ミリワットの電力を取り出せた。 さらに性能を高められると見ており、現在の自動車の電力の一定程度をまかなえる見通し。 発電用に使っていたガソリンを節約し、その分走行用に回せるため、燃費向上につながるという。

これまで自動車会社などでは、排ガスなどの熱を使った発電に取り組んできたが効率が悪かった。

国際的に自動車の燃費規制が厳しくなり、自動車各社はエンジン制御や回生ブレーキなど省エネ技術の開発に力を入れている。新技術はガソリン車の燃費の効率をあげるほか、燃料電池車や電気自動車にも応用できるという。
日本経済新聞


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by ganbaremmc | 2015-07-03 17:37 | ダイハツ | Comments(0)