車がハッカーによって遠隔操作される恐れ

クライスラーのブランドで知られるアメリカの自動車メーカーFCAUSは
ハッカーの攻撃で車が遠隔操作されるおそれがあるとして
140万台をリコールすると発表しました。

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自動車メーカーがハッカー対策でリコールを行うのは初めてです。
これはクライスラーのブランドで知られるアメリカの自動車メーカー、FCAUSが24日発表したものです。それによりますとハッカーによる遠隔操作を防ぐためソフトウェアをアップデートする必要があるとしてアメリカ国内でジープなど140万台をリコールするとしています。メーカーによりますとこれまで実際にハッカーの攻撃を受けたという報告はありませんが、予防的な措置としてリコールに踏み切ったということです。アメリカ運輸省によりますとハッカー対策のためのリコールは初めてだということです。リコールのきっかけになったのはITの専門メディアがアメリカで著名な2人のハッカーに協力を依頼し行った実験で、走行中のクライスラーの車が遠隔操作されワイパーが勝手に動いたりエンジンが停止する様子が動画で紹介されたためです。自動車メーカー各社は車をネットにつないでさまざまな情報をやり取りするシステムの高度化を進めていますが、その一方でハッカーによる攻撃をいかに防ぐかが新たな課題となっています。.

アメリカ運輸省も懸念
自動車がハッカーによって遠隔操作されることについて、アメリカ運輸省も懸念を深めています。道路交通安全局は24日声明を発表し、「メーカーはハッキングの脅威から消費者を守る責任がある。すぐにリコールを決めたことは、自動車業界にとっても重要な前例になるだろう」と評価しました。そのうえで、メーカー側の調査とは別にサイバーセキュリティーの専門家を集めてメーカーの対策が有効かどうかを検証することを明らかにしました。

ノートPCで車の制御システムに侵入
車がハッカーによって遠隔操作される動画は今月21日、ITや科学を専門とするメディア「ワイヤード」がネットで公開しました。公開された動画では、高速道路を走っているクライスラーの車を離れた場所にいるハッカーが遠隔操作しました。ハッカーはノートパソコンを使用して容易に車の制御システムに侵入し、エアコンやカーステレオを操作したりワイパーを動かしたりした後、エンジンを停止させ、アクセルを踏んでも車を動かせない状態にしていました。ハッカーによりますと、クライスラーに搭載されている同じシステムであればどの車でも実際に遠隔操作が可能だとしています。動画では、車がネットに接続され高度化が進むにつれてハッカーからの攻撃を受けるリスクは高まっていると指摘し、自動車メーカーに対して対策が必要だと警鐘を鳴らしています。

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by ganbaremmc | 2015-07-25 10:57 | ニュース・その他 | Comments(1)

Commented by 初代ek元ユーザー at 2015-07-25 12:38 x
そもそも車に家電みたいにネット接続させる事自体が間違い。