日産 頼りの中国市場で大きな落ち込み

日産自動車は5日、中国での7月の新車販売台数(小売台数)が、
前年同月比13.9%減の8万4200台だったと発表した。
6月以降の中国での大幅な株価下落も響き、販売を大きく落とした。

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前年実績を割り込むのは3カ月ぶり。
日系メーカーで中国販売首位を走る日産にも、中国景気後退の影響が色濃く出始めている。これまで販売が振るわなかった商用車に加え、7月は全体の約8割を占める乗用車の販売も急落した。乗用車販売は6万7100台で、前年同月に比べ11%減った。1~7月の累計販売でも67万2100台と前年同期比2.8%増の小幅な伸びにとどまった。年間販売計画は130万台以上。現段階で計画の見直しはないとしているが、今後の市場の動向次第で2015年通年が前年実績を割り込む可能性もある。

中国は自動車の市場全体でも4月から6月まで3カ月連続で前年割れが続き、各社は販売に勢いを欠いている。日産は年内に3車種の新車を投入することで巻き返しを急ぐ。8日に多目的スポーツ車(SUV)の新型モデル「ムラーノ」を発売する。今秋には中国市場向けに開発した新型の中型セダン「ラニア」を投入する。

一方、中国市場では各社が大量の在庫を抱え、値引き競争が激しくなっている。メーカーが在庫処分のために販売店に対し、多額の販売奨励金(インセンティブ)を与えるケースも増えている。各社の中国での収益力に影響を与えるのは必至で、今後、業界全体で中国事業の戦略を見直す動きも増えそうだ。
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by ganbaremmc | 2015-08-05 20:43 | 日産 | Comments(0)