三菱自 何をやるにしても三菱商事にお伺い

Business Journal の記事より
「 復活・三菱自動車、汚れた過去の後遺症 リコール隠蔽、利益供与、経営陣逮捕で破綻寸前… 」


証券アナリストの間では 「 三菱自の株は買いとの太鼓判を押せない 」 との声が多い。
その理由について自動車業界筋は
「 同社が肝心の3つの構造的問題を解決していないからだ 」 と、
次のように説明する。

(1)米国での生産撤退を決断させた「止血」問題 
三菱自動車の販売は、主力市場の日米で依然低迷が続いている。成長戦略どころではなく、いまだ「止血」に汲々としているのが実情だ。 国内市場ではディーラー一店当たりの販売効率が業界最低のままだといわれる。 他の国内自動車メーカーが円安の追い風も受けて国内市場で稼げる営業体力を回復している中、同社1社がそれから取り残されている格好だ。 国内販売立て直しが急務になっているが、同社が13年11月に発表した16年度までの新中期経営計画において具体的な言及はない。  米国市場も同様で、アジアをはじめとする新興国市場向けの商品開発を優先しているためか、米国向け商品開発は棚上げ状態だ。 このため、米国市場では、過去の乱売で浸透した安売りイメージが今も定着したままといわれている。 「 選択と集中と体裁を繕っているが、米国生産撤退の真因は、中国・韓国製より低いブランド力にある 」 (前出・業界筋)

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(2)三菱自動車救済を主導した三菱商事とのしがらみ 
具体的には海外販売独立性の問題だ。
三菱自動車がこれからの成長戦略展開の場に位置付けている新興国市場と欧州での販売は、三菱商事の販路に頼っている。 自前の販売チャネルがないため、車のメンテナンスをはじめとするアフターサービスの 「 おいしい部分 」 をすべて三菱商事に吸い取られている。 海外戦略も独自では展開できず、何をやるにしても三菱商事との事前調整、すなわち 「 お伺い 」 が必要になり、迅速な行動や大胆な独自行動ができない。 これについては トヨタ自動車関係者も 「 海外市場では、どう見ても 『 三菱商事海外自動車部 』 としかいいようがない 」 と同情する。

(3)提携戦略の不安定さ 
現在、自動車メーカーは大小を問わずどこかと提携しなければ生き残りができない時代。 このため、三菱自動車も経営再建中の過去10年間、軽自動車やピックアップトラックのOEM(相手先ブランド供給)拡大で工場の稼働率を確保し、OEM車販売の拡大で売り上げ確保も図ってきた。 その一方で、日産自動車、スズキ、仏ルノー、仏プジョー・シトロエングループ、欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズなどとの事業提携を積極的に推進してきた。 「 三菱自動車はいずれも足元を見られ、不利な条件を呑まされている。要するに事業提携の名のもとに、技術力や商品開発力のおいしいところを提携先にうまく利用されている。利用価値がなくなったら、相手から提携解消を言い渡されるのは目に見えている 」(前出・業界筋) つまり三菱自動車にはマツダの 「 スカイアクティブ 」 のような断トツ技術がないため、マツダとトヨタ自動車のような長期的展望のある互恵提携がどの大手ともできない。 したがって、生き残りを保証する長期戦略が描けないと言うわけだ。

相川氏は社長就任挨拶で「台数を追わず、利益重視の経営を追求する」と断言。さらに「プラグインハイブリッド車や電気自動車の次世代技術開発に経営資源を重点的に投入してこれら技術の進化を図る一方、その成果をSUVに横展開し、『三菱自動車らしい』と言われるクルマづくりに励む。それで値引き販売に依存しないブランド力を再構築する」と述べ、技術者上がりの社長らしい意気込みを見せた。 3つの構造的問題云々はさておき、米国生産撤退で余力が生まれた経営資源を、これからの成長の場とするアジアでいかに生かしていくのか、相川新社長の経営手腕が注目される。
biz-journal.jp

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by ganbaremmc | 2015-09-08 09:57 | 三菱自動車 | Comments(6)

Commented by 名無し at 2015-09-08 12:38 x
相川社長の隣に三菱商事海外自動車部の方が…
Commented by 初代ek元ユーザー at 2015-09-08 12:59 x
益子氏がいなくなっても三菱商事が絡んでる限り、この会社はダメなんだろうなぁ…

中国企業に売ろうとした益子氏の判断が実はこの会社にとっては良かったのかもしれませんよ。案外その方がボルボカーズやジャグワランドローバみたいにブランド再生されてたかも…

三菱自動車が生き返るには、どこかの傘下に入って、その中でブランドを見直すのが一番だと思います。マツダがフォード傘下で曖昧だったブランドイメージを『走りの良い車』という方向に定めたように。

三菱も出来たら国内のどこかのメーカーの傘下に入ったら面白いんですが、確かに余所が欲しくなる要素がない。PHEVやS-AWCなんかも以前なら良いアドバンテージになったんですが、三菱ほど乃完成度ではなくとも、今やどこも似たような技術があるし、車種にしてもランエボ無き今、他社が欲しいブランド力のある車種がない。

ランドローバみたあにどこかのSUV専門部門として生き残るという路線にしてとトヨタにはランクル、日産にはキャシュカイやジューク、ホンダにはヴェゼルといったように既に確率したブランドがあるから、わざわざ手に入れる価値がない。
Commented by フォルティス at 2015-09-09 12:49 x
ムカムカ(。>д<)中 韓よりブランド力低いやと!中国の車は三菱製エンジン 韓車は三菱の技術供与のおかけちゃうんか(;゜0゜)元は…… 

しかしな 商事に牛耳られて(^-^;商事の強みを生かすは生かすで強みだけど 

父(重工)は仕事(原発)に忙しく(;゜0゜)……家では末っ子(航空)にメロメロ(#^.^#)(*^。^*)ヨチヨチ大きくなれよ 期待の末っ子に夢見る父……母(商事)はそんな父を横目で見ながら不出来な息子(自工)に何かと世話をやき口をだす……父に見捨てられ母には逆らえず だんだんやる気が……失せる(自工) 自工を見てあーはなりたくないと気を吐く(電機) すっかり他所様との派閥争いに忙しく弟の事どころでない兄貴たち(三菱銀行)(三菱石油) 自工よ強くなれ!!
Commented by フォルティス at 2015-09-09 13:00 x
しかし冗談ぬきで 欧州がディーゼル PHEV で攻めてくるし SUV 特化では ギャランクラスとコルトクラスでPHEV が欲しいな……  つかマツダって何故最近凄いの? マツダが何故ここまで復活つか元々たいした事なかったから 何故ここまでよくなったか ディーゼル技術力 スカイアクティブが未だによくわからん技術的に……
Commented by 初代ek元ユーザー at 2015-09-09 15:22 x
フォルティスさん

ズバリ「選択と集中」ですね。マツダとスバルはこれが非常に上手くこれが出来てたから浮上出来たんだと思います。

車種を非常に真っ当かつ最小限のラインナップに絞り、その分、内装や足まわりにお金をかけて質感を上げる。それと元々が大衆受けしてないメーカーだったので、根強いマニアに向けてのみ車を作って絞り込んでいったのも良かったんでしょうね。

以前、マツダの子飼社長と富士重工業の斎藤社長の対談で二人共が言ってたのが、『幅広い層からの支持は要らない。今いるお客様がリピートしてくれたら良い』的な事を言ってたのが印象的でした。

特にマツダはメインの市場を欧州に絞っているから必然的に車の質感は高くなりますよ。

因みに私は国内外のB、C、Dセグメントのセダンとハッチバックを15台ほどを試乗してマツダが一番走りと内装と値段のバランスが良かったと思いました。他にはスバルとワーゲン、意外な所でルノーも良かったですね。
Commented by フォルティス at 2015-09-10 03:56 x
eK 殿(;゜0゜)……その選択と集中 方針は同じでもマツダ スバルと三菱はやってる事は真逆やな 
マツダ スバルは今までのお客さまを大切にし 彼らの求めるものを造る=強み 得意分野に特化する(まぁ軽は両社撤退したけど……特にスバルの軽は残念……トヨタの俺達の領域に入るなの1つや思うけど)    三菱は…… マーケティングは電通(;゜0゜)……さっき別の記事コメで知った!

コルト顧客にミラージュごり押し(ミラージュが悪い訳やないよ クラスが違うってこと)  ランサー ギャラン ディアマンテ……セダンなし 

走りの象徴 ランエボ VR 4 ラリーアートなし

顧客無視 マツコ 商事の欲しい商品開発(;゜0゜)……に選択集中?