フォード 空気中のCO2から燃料を合成する研究に投資

米Ford Motor社は2015年9月14日、
空気中のCO2から作った燃料を自動車に使うプロジェクトに
350万ユーロを投資すると発表した。 

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天然ガスやバイオガスと空気中から採取したCO2を材料に、
太陽光や風力などで発電した電力で、
ジメチルエーテル(DME)とオキシメチレンエーテル(OME1)を生成し、
エンジン用燃料とする。
同社は「Mondeo」をベースに、DMEとOME1を燃料として使う車両を開発する。同プロジェクトの3年間の走行試験には、ドイツ政府も共同出資する。 一般に、DMEはエアゾールスプレーの非毒性噴射剤として使われる。また、OME1は化学工場などで溶媒として使用されている。DMEとOME1は、どちらも粒子状物質の排出量が非常に少なく、燃費改善の可能性もある。 このDME燃料を使った車両はディーゼル車と同等の性能で、CO2排出量は3g/km、マラソンランナーと同程度だという。DMEは燃焼によるすす(煤)はほとんど発生せず、高い熱効率と優れたコールドスタート性が期待できるが、加圧タンクに貯蔵しなければならない。その点、OME1は従来のタンクシステムに格納できる。 このプロジェクトは、Ford社の欧州研究イノベーションセンターが主導し、Aachen工科大学やMunich工科大学、デンソー、FVV、TUEV、IAV Automotive Engineering、Oberon Fuelsなどと研究している。また、変換効率や推定燃料価格、インフラ面などから判断し、別のDME生成方法の実行可能性を、Aachen工科大学とともに並列プロジェクトとして研究している。

techon.nikkeibp.co.jp


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by ganbaremmc | 2015-09-17 08:50 | 海外メーカー | Comments(0)