日産 中国で薄利多売に転換か?新型「ムラーノ」200万円安

日産自動車が中国で破格の価格設定に踏み切った。現地合弁会社の東風日産が先月発売したSUV「ムラーノ」の全面改良モデルを、旧モデルと比べ約10万元(約200万円)安くした。新モデルの効果的なコスト削減策は見えにくく、一連の商品群におけるムラーノの位置づけを転換した可能性が高い。足元の市場環境の厳しさを象徴するような価格設定にどんな勝算があるのか。(池田勝敏)

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新型ムラーノの価格は24万―38万元(約450万―715万円)。旧型ムラーノは37万―49万元(約700万―920万円)だった。最安値帯は実に250万円もの値下げだ。日産広報も「新旧モデルでここまで価格差をつけるのは異例」と認める。相当のコスト削減ができたからこそ思い切った値下げに踏み切れたのだろうが、新型ムラーノに限れば大幅なコスト削減策を見いだすのは難しい。
コスト削減の定石である生産の現地化について見ると、新型ムラーノの生産は現地の襄陽工場。旧型ムラーノと同じだ。日本から中国に完成車を輸出する際に課せられる25%の関税を回避してコストを下げたというわけではない。「新型ムラーノは現地で調達する部品はさして多くない」(日産幹部)という。
 一方、日産は提携先のルノーと一緒に「コモンモジュールファミリー(CMF)」という新設計手法を拡大している。この設計手法は、部品の共通化を進めてスケールメリットを生かすのが一つの狙いだが、ムラーノは対象外の車種だ。むしろ新型ムラーノはCMFの対象でないのに、旧型ムラーノになかった先進安全装備をふんだんに盛り込んだ。さらには、日産として中国で初となるハイブリッド車(HV)もそろえたのにこの値下げだ。
nikkan.co.jp

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by ganbaremmc | 2015-09-21 08:28 | 日産 | Comments(1)

Commented by mtip at 2015-09-21 11:22 x
元が高過ぎです。