スバル 2016年に米生産を倍増

富士重工業は米国工場の生産能力増強を半年ほど前倒しし、
2016年夏から始める。好調な北米販売に生産が追いついていないためで、
年間能力を現在のほぼ2倍にあたる39万4000台に引き上げる。

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1つのラインで異なる車種を製造する「混流生産」を広げて需要の変動に対応しやすくし、
今後の北米展開に備える。

米生産子会社であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA、インディアナ州)の工場を増強する。2本ある生産ラインのうち1本が自社のスバルブランド用で、もう1本は07年からトヨタ自動車の北米向けセダン「カムリ」の製造を受託している。スバル車の生産能力は現在20万台で、多目的スポーツ車(SUV)「アウトバック」やセダン「レガシィ」を生産している。

カムリの受託生産は16年秋に終了し、生産ラインを同年末からスバル車用に切り替える予定。これにより約12万台の生産能力が上乗せとなることが決まっている。さらに同じタイミングで約7万台の増強に向けて設備更新を始める計画だったが、これを16年夏に前倒しし、北米販売の4分の1を占める人気車種、アウトバックを中心に増産する。

増強後は混流生産を広げる。既に自社用ラインではアウトバックとレガシィを混流生産しているが、もう1本のラインも混流できるようにする。車種ごとの需要変動に合わせ、柔軟に生産量を調整できるようになる。富士重はSIAの生産能力を当初は20年度までに40万台程度に増強する計画だった。北米の需要が想定を上回って推移したため、今年5月には16年末に前倒しすると発表していた。今回で2度目の計画前倒しとなる。

富士重にとって北米は世界販売台数の6割を占める主力市場。16年の販売台数は初めて60万台を超える見通し。ただ富士重の北米依存度は年々高まっており、市場が変調すれば業績への影響が大きい「一本足」のリスクもある。米国に続く収益市場の開拓が急務になる。
日本経済新聞


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by ganbaremmc | 2015-11-05 17:30 | スバル | Comments(1)

Commented by 初代ek元ユーザー at 2015-11-06 19:32 x
三菱自動車の北米工場買ってくれないかな。