スバル 吉永社長インタビュー

富士重工業の吉永泰之社長は日刊自動車新聞社とのインタビューに応じ、
日本市場で先行している先進安全運転支援システム「アイサイト」の
導入市場を拡大する方針を明らかにした。

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世界市場で「安心と愉しさ」という統一したブランドイメージを訴えかける活動の一環。今年3月に欧州で発売した「アウトバック」に採用したのに続き、近く台湾に導入することも決定しており、今後も順次市場を拡大する。2016年に発売する新型「インプレッサ」から全世界の最新衝突安全性能に対応する「スバルグローバルプラットフォーム」の導入と合わせてブランド力向上につなげる。

 ブランド戦略の世界統一に注力する考えは新中期経営ビジョンで掲げている。アイサイトについては、日本で「レガシィ」「アウトバック」に標準装備しているほか、「フォレスター」や「XV」でも装着率は約9割と普及している。米国でもモデルによっては約6割が装着しており、競争力の一つとなっていることから、他の市場でも導入を急ぐ。
 また、吉永社長は北米での販売についても触れ、当初20年をめどに年販60万台を計画していたが、15年暦年ですでに61万台に達する見通しを示した。ただ、中期販売計画の修正は「販売に勢いがあるからと台数目標を大きく上げると、新興国に出ようとか、コンパクトカーをつくろうという話になりビジネスモデルが崩れてしまう」と大幅には行わない方針。
 一方で、値付けの見直しも進める考えだ。従来は「販売台数が少ない市場では、高めの価格が設定されていた」ため、欧州で「他銘柄との競合状態が日米と同じようになるよう調整した」。これをはじめ「世界中どこでも同じようにする」方針だ。中国など価格競争が激化している市場においても「乱売は疲弊するだけ。個性をわかってもらえる人に買っていただければ」と、台数を追わないマーケティング重視の活動に切り替えている。他の地域においても北米や日本での展開と同様に、安全性や使用する価値を訴求するマーケティング活動に注力していく方針だ。
日刊自動車新聞

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by ganbaremmc | 2015-11-17 13:13 | スバル | Comments(0)