ホンダ峯川尚専務「Nシリーズの第2ラウンドに入った」

ホンダは軽自動車「Nシリーズ」の商品力向上から市場投入に至るリードタイムの短縮を進めている。2015年は一部改良や新タイプ追加など計9回の商品改良を実施した。「軽に対する動きが早くなった」と販売店からの評価も高い。開発から部品調達、生産、営業までを鈴鹿製作所が一括する「SKI体制」の効果が着実に表れた形だ。今年は17年に予定するNシリーズの新型車を仕込む最終年となるが、販売店との連携をいっそう強化しながら体制拡充を進める。

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 ホンダの軽自動車におけるSKI体制とは『すべて鈴鹿で解決する』取り組み。13年11月に発売した軽乗用車「N―WGN(エヌワゴン)」を第1弾モデルとして構築した。全国の販売店から集まる顧客ニーズを、迅速に改良に反映して供給できる体制を目指している。
 日本本部長の峯川尚専務執行役員は「ダイハツとスズキに比べればまだまだ改善の余地はある」と話す。とはいえ、販売店から集約された顧客ニーズをもとに11月に一部改良を実施した「N―BOX(エヌボックス)」は、改良作業への着手から供給までの早さが販売店からも評価の高く、受注動向は「N―BOXから(一部改良した)N―BOXへの代替が多い」(峯川専務執行役員)という。
 15年は2、4、7、11、12月にNシリーズの一部改良などを実施した。特に12月はN―WGNが特別仕様車、「N―ONE(エヌワン)」が新タイプ追加と特別仕様車、「N―BOXスラッシュ」が一部改良と3車種を一挙に投入。商品の鮮度を高めて15年度末商戦に備える構えだ。
 15年の軽乗用車車名別販売では、N―BOXが2年ぶりに首位を獲得した模様。これに続き15年度もトップを狙う。11年12月に軽自動車の勢力図を塗り替えたN―BOXを発売して以来、満6年目を迎えたが、「Nシリーズの第2ラウンドに入った」(同)と次なる成長への準備を整え始めている。
日刊自動車新聞

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by ganbaremmc | 2016-01-06 16:27 | ホンダ | Comments(0)