イオン 店敷地内で新車・中古車販売に本腰

流通大手のイオンは、新車・中古車販売から
車検・整備、買い取り、レンタカーまで、
自動車関連の専門店がテナントとして入る新業態「ガレージステーション」の展開に乗り出す。

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来週12日、1号店をイオンモール土浦(茨城県土浦市)の駐車場内にオープンする。
以後、運営状況を見ながらイオングループの既存のショッピングセンター(SC)に広げていく方針だ。イオンは生活にクルマが欠かせない地方部に、広大な駐車場を備えた大型SCを数多く出店しており、来店客のカーライフとの関係性は深い。「あなたの街のカーコンシェルジュ」をコンセプトに、総合スーパーや専門店モールなど本業との相乗効果を狙う。  土浦の1号店には販売、買い取り、車検・整備、保険、レンタカーなど、自動車関連の多彩なサービスを用意する。全国規模のチェーンや地域の専門店がテナントとして入居し、イオンモール土浦を訪れた来店客が気軽に立ち寄れるようにする。1カ所で車回りのあらゆる用事を済ますことができるワンストップ機能がセールスポイントだ。  テナントは、要件を満たした企業のなかから、新たな出店のたびに選定すると見られる。  イオンは流通大手の中でも、自動車との相乗効果に着目した店づくりに熱心なグループとして知られる。埼玉県越谷市のイオンレイクタウンには、トヨタオートモールクリエイトとトヨタ系ディーラー5社が運営する「埼玉オートモール」が入居する。2014年3月オープンのイオンモール和歌山もオートモールを設置。ネッツ、スズキ、メルセデス・ベンツ、BMW+ミニのディーラー4社が営業する。14年10月開業のイオンモール木更津には、ガリバーインターナショナルの中古車販売店とコスモ石油のガソリンスタンド、整備工場が入っている。1980年代から90年代にかけては、マツダとフォードのオートラマ店(後のフォード店)を全国各地に展開していたこともある。  イオンが立ち上げる新業態には自動車流通業界の関心も高い。人とクルマが集まるSCではイオンに限らずディーラーの出張展示会や、板金塗装の受付窓口設置、中古車販売店の出店などが活発に行われており、ガレージステーション1号店の開業後は業界のSCへの注目度がさらに上がりそうだ。
日刊自動車新聞

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by ganbaremmc | 2016-02-06 18:30 | Comments(0)