三菱自 早い話が国内産セダンを辞めるということ



三菱自動車の第三四半期決算発表の席で、
これからのあり方について、相川社長自ら説明がありました。
「 2020年までに14車種投入 」 と、前向きな姿勢が評価されていますが、僕個人としてはわかりにくいなぁ~というのが印象。 前回は次期パジェロについての見解を ここで 述べました。 今回はランサーについて突っ込みたいと思います。

「 限りある開発リソースをSUVと電動車両に集中させるため、「ランサー」の次期モデルの自社開発取りやめる。 グローバル販売しているランサーは、現行モデルを仕向地の法規に適合するあいだは販売を継続。 その後については、台湾でランサーを生産している中華汽車に開発委託を行なって一部地域に供給することなどを今後検討していくとのこと。 」

決算の席でこう言われていましたね。
次期ランサーの開発は辞めるということが注目されていますが、
深くみると、現在水島で生産されているランサーを辞めるということです。
三菱自に問い合わせてみました。

「 弊社といたしましては、台湾、中国、中東向けには、現地パートナー企業へ委託し、生産・供給を継続いたしますが、その他の地域については、現行ランサーの生産終了をもって供給を終了する計画でございます。 よって、水島工場でのランサーの生産も現行型の生産終了に伴い、終了いたします。 なお、現行ランサーの生産終了時期につきましては、誠に恐縮でございますが、現時点で明確にご案内できる情報がございません。 」

アジアの一部、中東は中華汽車に生産委託。
水島で生産されているのは、現行限りで生産終了。
いつ終了するかは答えてくれませんでしたが、情報によると、四月から水島製作所の生産台数は9000台。 勤務が昼勤のみとなり、余った人員を別の工場に応援派遣となるようです。 来月以降の生産台数を見る限り、NMKV向けの軽だけとなり、ここで国内産セダン・・・ 乗用車も作らないのでしょう。 完売で再販を期待していたランエボファイナルも本当に終わってしまいました。

岡崎の名古屋製作所、パジェロ製造はウハウハなのに、
この水島に至ってはどうしたいのか? 決算の席で期待していたNMKVの新型車は軽EVのみで、検討中。 先に閉鎖した豪欧米工場は稼働率を上げる策も立てず、「 必要以上の放置 」のあとに閉鎖しました。 なんか水島もそれに近いものを感じます。 閉鎖、売却は否定していますが。

勤務されている方から嘆きのコメント。
「 水島の方は4月からとーーーーーっても暇になるようです。 海外赴任と岡崎への異動の話も出ているらしいですし、とある部署ではヘタをすると週休3日になるかもという噂が…… ミラージュを水島で作ってくれれば嬉しかったんですが。 水島の行先が社員ですら不透明です。 」

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by ganbaremmc | 2016-02-06 20:44 | 三菱自動車 | Comments(4)

Commented by ヒカル at 2016-02-06 22:42 x
限りある開発リソースと言うなら今後予定しているSUV乱立ラインナップを分かりやすく集約して、セダンを残して欲しい(笑)
とは言えもう少し相川さんのこと信じて見守りたいと思います。
Commented by at 2016-02-07 08:09 x
売れないといいますが、例えば今の台湾ランサーフォルティス1.8の外観で、エンジンをダウンサイジングターボにしたモデルとかを日本で一度くらい展開してから言って下さいな。
Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-02-07 12:22 x
台湾製を逆輸入とは苦肉の策ですが日本導入もするのでしょうか?アトラージュ顔のミラージュが販売底上げ出来た理由の一つが購入層のイメージに合致したオーソドックスな「顔」だと思います。ですからまず、小型はアトラージュを導入する方が良いような・・・ミラージュは当初の月販目標が6千台で、毎月チャーター便で輸入出来る程度物量であったと思いますが、未達です。コンパクトセダンの市場は小さいとは言いますが他社が無いから希望者のデイーラー来場機会は増えるし、現状販売数は5~8割増程度に出来るのでは?当然、見込み客のデイーラー来場機会の拡大で他車種もカサ上げにはなる。ミドルサイズまでとなると次期自社版が無いとは言え、提携先からの安易な逆輸入は失敗(現代から調達のデボネアの前例もある)前提として十分な吟味を。それと売れない売れないという口癖はいい加減やめて頂きたい。積極的な拡販施策もしていないし、顧客にも伝わるコメントの文言としては不適切です。知人のエボ党の女性に聞いたらやはりSUVは買わないので代替は別のものでと言われる。(当然のことです)今、たったの1%(現状稼働ベースではまだ5%位はシェアはありそう)の数少ない現有顧客に対してそのような事を言える神経が理解できないですね。電動SUVでうんと頑張っても5%はもはや夢に近いシェアだと思うんですが。それと良く思うのですが1980年代以降、画期的と言われたマレーシアプロトンのサガや現代への全車種技術供与、その後の米国ダイヤモンドスターモーターズ、オランダのネッドカー、オーストラリアの・・・。何一つ今まで維持出来ていませんよね。過去の「逃げ」施策の積み重ねが企業成長につながっていない事が良く判る生きた事例と思います。まあ、政治的な要因もありますが、そろそろ逃げをやめて本腰を入れ、汗をかく商売を覚えて頂きたいものです。
Commented by クーペSUV待ち at 2016-02-07 14:36 x
少なくとも日本でセダンが売れてないのは自販連の月販ベスト30見る限り確か。三菱はおろか日産やホンダですらセダンの名はなく、マツダがちょいちょいアクセラが入ってるかくらい。あとは高級セダンのトヨタクラウン。ギャランフォルティスの日本販売末期とか年3000台届かないくらいでしたよね...

ただスバルは毎月インプレッサをコンスタントに2500~5000台くらい売って月販ベスト30にしっかり入ってますからね。売り方次第ではやりようはあったんでしょう

まあ今回はとにかくSUVと電動車って決めたのだから2020までの14車種がんばってほしいものです。その中で水島で生産する車種も軽自動車以外にも用意してると信じてます