マツダ 今夏「越KOERU」を中国で先行販

マツダは2016年夏をめどに中国で
新型の多目的スポーツ車(SUV)の生産・販売を開始する。

世界で人気が高まっている街乗りにもオフロードにも対応する「クロスオーバー」と呼ばれるタイプになる。マツダの世界販売はここ5年で2割伸び年約150万台に達したが、中国は伸び悩んでおり、初めて中国から新型車を投入する。将来は他の国での生産・販売も検討する。  15年の独フランクフルト国際自動車ショーで公開したコンセプト車「越 KOERU」の市販モデルとなる。販売中の中型SUV「CX―5」と全幅は同等で、全長が長く全高は低い。エンジンや変速機に独自の環境技術「スカイアクティブ」を搭載し低燃費と走行性を両立。月2千~3千台程度の販売を見込む。
生産委託先の一汽乗用車の工場(長春市)で試験生産を始めており、今夏をめどに同国内で発売する。マツダはSUVを中心に販売が好調で日本国内に2カ所ある工場はフル稼働が続く。輸出向け車両の生産を新たに始めるのは難しいため、当面は中国のみで生産・販売する。ただ、大型の車が好まれる米国やオーストラリアなどでも潜在的なニーズは大きいと見ている。将来は日本を含め、中国以外での生産・販売も検討する。


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SUVの需要は世界的に高まっている。
米調査会社IHSオートモーティブによると、世界のSUV販売台数は15年に約2200万台とこの10年で3倍近くに膨らんだ。中国も同様だ。中国汽車工業協会によると09年に6%だった乗用車市場に占める割合は15年に約3割に拡大。15年の中国での販売台数は前年の1.5倍の627万2450台で、日本の新車販売台数(504万台)全体も上回った。マツダは17年をめどに市場が国内に限られるミニバンの開発・生産から撤退する一方、世界的に需要が大きいSUVに注力する方針だ。既存のSUVでは都市部を中心に取り込めていない需要があるとみてクロスオーバーを投入し、市場の開拓を進める。
日本経済新聞


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by ganbaremmc | 2016-03-12 18:59 | マツダ | Comments(0)