三菱グループ幹部「 相川社長では不安だ 」

三菱自の相川哲郎社長は、三菱重工の社長・会長を10年間務めた
相川賢太郎氏の長男である。
賢太郎氏は「三菱重工の帝王」と評された。
三菱自では14年4月1日付で益子修前社長が会長兼CEO、相川哲郎常務が社長兼COOに就任した。「益子氏が考えていた社長の本命候補が別にいたにもかかわらず、筆頭株主の三菱重工に配慮して相川氏を社長に据えた。社内には『相川社長では持たない。不安だ』との声が渦巻いていたため、結局益子氏が会長とCEOを兼務した」(三菱グループ関係者)  社長に就任することになった相川氏は「もう一度、技術とデザインで三菱自ブランドを構築したい。他社がやれないことをやれと育てられた。この気持を復活させたい」と技術屋の心意気を示した。

14年3月期には懸案だった優先株を処理し、再生に一定の区切りをつけたことから新体制へ移行することになった。益子氏の後任候補には、3人の名前が挙がった。ekワゴンを開発した相川常務・生産統括本部長(当時)、コルトの開発に携わった中尾龍吾常務・商品戦略・事業化統括部門長兼開発統括部門長(同)、益子社長の出身母体の三菱商事からきた一寸木(ちょっき)守一常務執行役員・第二海外営業統括部門長(同)である。
一寸木氏は三菱商事で「もっと出世してもおかしくない人材」と評されてきた。13年4月に三菱自に転じたときは社長含みの人事とささやかれたが、三菱グループでは執行役員からいきなり社長というサプライズ人事はあり得ない。「益子氏は当初、自分の後任として中尾氏を第1候補に、相川氏を第2候補に考えていた。相川氏は根っからの技術屋だが、中尾氏は技術だけでなく経営にも詳しいオールランドプレーヤーだったからだ。中尾氏を社長に据えた場合、益子氏は経営から身を引き全権を委任するつもりだった」(三菱自元役員) 結果は前述のとおりだが、三菱自の経営再建を支援してきた大株主である三菱御三家の意向で決まったと、益子氏は漏らしていたという。相川氏の経営手腕が未知数であるため、益子氏に引き続き経営の最高責任を委ねたと解釈されている。

相川氏の毛並みは申し分ないが、
今回の燃費データ不正では「不正な方法で燃費を良くしていたことは知らなかった」と語っている。
「 相川社長の引責辞任は不可避 」 ( 三菱グループ首脳 )
4月27日付毎日新聞は、「燃費不正 三菱自社長、引責辞任へ」と報じた。
同日付読売新聞は「益子会長辞任へ」としている。もし、益子氏が退任すると、相川氏が代表権を持たない会長になり、中尾龍吾現副社長が社長に昇格する公算が高い。今年4月、三菱商事の機械グループCEOだった白地浩三氏が三菱自の常務に就任している。中尾新体制を白地氏が補佐するかたちが有力だ。  益子氏、相川氏の2人が同時に引責辞任することになれば、中尾氏が会長になって、白地氏が社長に昇格する可能性もある。再び三菱商事から社長が出る体制に戻るわけだ。

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三菱自の経営危機は、ひとえに人災である。
数々の不祥事や、その温床となった風通しの悪い組織をガンのようにはびこらせたのは経営トップの資質に問題があったからだ。人災の種を蒔いたのは元社長の中村裕一氏である。3期6年の社長の任期を終えた中村氏は、自分の意のままになるイエスマンを次々と社長に据え、院政を敷いた。  中村氏は会長を辞任した後も人事に対する影響力を行使した。河添克彦氏が副社長5人と上席の常務8人を飛び越す抜擢で社長になった人事も、中村氏が決めた。河添氏は重要な場面では中村氏に判断を仰いだという。三菱自凋落の“A級戦犯”として中村氏を名指す声は多い。益子氏が社長になるまでの10年間に6人が社長になっている。益子氏だけが例外で9年務めた。 「身売りしかないんじゃないじゃか」(前出の三菱グループ首脳)  しかし、国内の自動車メーカーのなかで三菱自を引き取る意向のある企業はない。そうなると売却先として、中国企業や自動車ビジネスに進出したグーグルやアップルなどの名前も浮上してくる。いずれの場合でも、上場を廃止して小回りが利く会社にしてから売却するというステップを踏むことになるだろう。
zasshi.news.

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by ganbaremmc | 2016-05-04 19:13 | 三菱自動車 | Comments(11)

Commented by socie20 at 2016-05-04 19:53
ビジネスジャーナル(笑)か。
中尾龍吾現副社長を社長に推すとか、三菱を余計に混乱させて遊んでやろうというゲスい下心がミエミエだわな。
Commented by tuki at 2016-05-04 23:00 x
中尾はやめときな。社内では専ら「無能」だとさ。
Commented by フォルティス at 2016-05-04 23:31 x
相川社長……辞任なんてなったら…… どうなっちまうのかな GW明けが怖い さらに6月中か国交省の燃費チェック結果は…… 
Commented by so at 2016-05-04 23:38 x
この記事の内容はともかくBusiness Journal(サイゾー)の記事は未来永劫スルーして良いと思いますよ。
自動車に限らずどんな分野の記事でも事実と乖離した閲覧数目当ての煽り立てるだけの文章しか書けていないので知識のある人間からは敬遠されるメディアですから。
情報の信頼性で言えばもはや2chのまとめサイトなどと同等かと。
まあ専門家のようなものを起用しまともなメディアを装っている分こちらの方がたちが悪いと言えますね。
Commented by 名無し at 2016-05-05 00:00 x
シャープみたいに中韓に技術流出とか云うのは勘弁。
そんなんなるくらいなら消滅して欲しいわ。
Commented by scsa at 2016-05-05 00:38 x
軽自動車は燃料の安い軽油が使えるから人気だとか
釣り針大きい記事書いちゃうようなとこっすからね。
ビジネスジャーナルさんは。
ネットで拾った断片的な情報で陰謀論書くのがお仕事の人たちっすよ。
Commented by smart-intelligence at 2016-05-05 06:35 x
自分は相川哲郎さんが辞任したら
余計に不安ですね。
三菱自動車が店じまいするでしょうから。
Commented by ULTRAMAN CT9A at 2016-05-06 02:11 x
これで、ずい分前からオレ様が言っていた日産と三菱が合併する日が近付いてきたにゃん。
日産もゴーンがそろそろ失脚しそうな時期が見えてきたし、ルノーから脱却して日本企業に返り咲き、めでたし、めでたしだ。
Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-05-06 09:06 x
燃費偽装に関して、そうせざるを得なかったのは他社より桁違いに少ない開発費。表向きは開発費が無いといいつつも、それなりの手元資金はあった。この体制での開発強行を命じたのは当時社長の益子氏にほかならず、益子氏が不正を指示した事はないとしても認識していた可能性は少なく無い、この点がひとつの焦点になってくるはず。VW事件の後の動きや開発担当者の更迭等、今回の事実につながりそうな事例も見られるから、もっと早い時期に偽装の事実をつかんでいた可能性が高いし、最初に偽装支持を告白した担当者が撤回(社会的な個人責任追及の恐れがありそう・・)した事からすると、やはり会社内のある程度大きな単位で認識していた可能性が高いと思わざるを得ない。となると軽自動車だけというのも不自然で燃費を売りにした他車種への波及が濃厚な感じ。こう考えると益子氏の辞任も既定路線にも思えるが・・・。開発車種は更に減り、固定ユーザーにとって存在価値は無くなるのでは・・・
Commented by フォルティス at 2016-05-06 10:01 x
はっ?⬆燃費を売りにした……三菱車? ミラージュしか思いつかんがミラージュは実燃費これまたいいぞ 滋賀三菱自動車(京都三菱同系列)サイトの琵琶一 琵琶湖一周する企画確か17から30ぐらいだったような みんカラでもいいし わしも代車で2度乗ったけど燃費計でフォルの倍
Commented by ふぉふぉふぉ at 2016-05-06 23:08 x
相川社長って初代eKワゴンの開発の責任者だったんでしょう?
もし初代eKでも燃費偽装してたならもう終わりだね。
会見でのコメントも嘘になるし、経営陣も含めた不正に染まってしまっていることになるし。
そうなってくるといよいよ擁護できなくなるね