日産が三菱自を傘下にしたのは「最善の責任の取り方」

三菱「eK」シリーズおよび兄弟車の日産「デイズ」シリーズは、
三菱自と日産の合弁会社であるNMKVが開発したもので、
日産側もこれを「三菱と日産の共同開発車である」としていました。

実は軽自動車は、ノウハウのないメーカーに開発できるものではありません。そこでは究極の箱庭的な開発競争が絶え間なく行われており、新規開発参入はほぼ不可能なのです。つまり「共同開発」とは名ばかりで、「実際に開発したのは我々です」と、三菱自のエンジニアは語っていました。日産は開発資金と人材を出し、援助しただけです。とはいっても、一応「共同開発」のクルマですから、燃費表示に不正があったなら、日産側にも責任はあるはず。今回の件について日産は被害者とされており、被害者が加害者を救ったという「美談」にすらなっていますが、日産が三菱自を丸ごと傘下に収めることにしたのは、「最善の責任の取り方」といったほうがいいでしょう。

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三菱自の病根は、表向きは上司の言いなりになり、
裏でごまかすというもの。
上からの圧力には慣れていたのでしょう。  対する日産の社長兼CEOで、フランス・ルノー社の取締役会長兼CEOあるカルロス・ゴーン氏のやり方は、適切なトップダウンで内なるボトムアップ力を引き出す手法といわれています。日産もかつて、技術力はあるが官僚的な体質の会社で、それが経営危機の原因になりました。つまり、いまの三菱自に似ていた面があります。  三菱自の再建を「日産のミニチュア版」と見れば、ゴーン氏はダイムラーよりうまくやれる……と期待したいところです。
headlines.yahoo.co.jp

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by ganbaremmc | 2016-05-15 18:34 | 日産 | Comments(0)