三菱自 日産との資本提携は白紙もあり得る

今回の資本業務提携にはリスクもあります。
三菱自動車の不祥事については、発表されたばかりでまだ全容が分かりませんので、
今後、不祥事の影響が想定以上に拡大することもありえます。
そのような場合に、日産としてはどのような対応をとることが予想されるでしょうか。

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 まず、資本業務提携は現時点では、
基本的な方針のみが決まった段階にすぎないようです。
日産が発表している資本業務提携のスケジュールによると、今後は、正式な資本業務提携契約の締結を経て、8月までの間に日産が三菱自動車に対して「デュー・ディリジェンス」を実施し、最終的に10月頃に出資が完了するという予定になっています。


「 デュー・ディリジェンス 」 とは?
 一般的に、ある企業が他の企業に出資しようとする場合、出資対象となる企業にどのような課題が存在するのか、あるいは隠された問題点はないかどうか、会計士や弁護士といった専門家を交えたチームが企業の内部に入って調査し、分析する作業が行われます。このような調査を「デュー・ディリジェンス」といいます。

そして、通常の場合、資本業務提携契約の中には、デュー・ディリジェンスの結果、
想定外の問題点が発見された場合には
契約を見直す場合や、資本業務提携を白紙に戻す場合もあることなどが規定されます。

今後の調査次第では、資本業務提携契約が白紙に戻される可能性もあるでしょう。もっとも、今回、日産は三菱自動車に燃費試験データに不正な操作があることを前提として資本業務提携を決めました。既に発覚している不正行為を理由としては、資本業務提携そのものが取り止めになることは考えにくいでしょう。デュー・ディリジェンスの結果、最終的に資本業務提携が実施されないことがあるとしても、それは未発見の不正行為が新しく見つかった場合など、不祥事の影響が当初の想定を大きく超える事態となった場合に限られるのではないかと推測されます。
zasshi.news.


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by ganbaremmc | 2016-05-20 19:38 | 三菱自動車 | Comments(2)

Commented by F1 at 2016-05-20 20:48 x
三菱ブランドは国内では消滅したも同然でしょう。ただ海外の販路やブランドイメージはまだまだ魅力がある。ゴーン氏はもちろんそこに目をつけている。残念だが、国内販売にリストラの嵐が襲ってくるのは確かだ。自工社員や関連会社社員は覚悟したほうがいい。こんな会社にしたのは、三菱自動車社員自身ではないか。
Commented by ワールド at 2016-05-20 22:17 x
かつて日産はプリンス自動車と合併し、規模はトヨタより一時的に大きくなったが内容が伴わず、結局トヨタを追い越せなかった。今回、三菱を傘下に収めて果たして三菱ブランドを大切にするでしょうか?それはやはり三菱次第だと思いますね。安心している時間はないと思います。日産は三菱は使えん
と見切った場合、それは企業ですから捨てられるでしょう。

何だかんだいってやはり日産の傘下になるのは得策ではないと個人的には思っています。三菱グループが支援するべきですよ。

しかし、3回目ともなれば仕方ないか・・・