三菱自 週刊文春、新潮、フライデーの記事を読んで

フライデーの「 ゴーンが始める三菱自非情のリストラ 」・・・ てっきりリストラ一覧表でも手に入れたかと思いきや、国会議員に元日産役員がいて、そのひとから、ゴーン社長はああするだろう、こうするだろうみたいなコメントだけ。 僕が期待しすぎたのがいけなかったのか。 

文春の益子会長「 開発はバカ 」「 ゴーン極秘交渉 」 「 30歳下妻 」 はなかなか読み応えがありましたよ。 三菱グループから発言は控えるように指示されていたのに、取材に応じた理由が、家族に迷惑がかかるから。 
タイトルからして、益子氏に対して憤慨しそうになりますが、
開発部には相当、はらわた煮えくり返るような想いがあったのでしょう。
天皇と社内では恐れられ、部署や工場を減らし、確実に業績を回復させてきたひとも、開発部の深い部分には踏み込むことが出来ず、昨年10月の新型SUV開発遅れで、三菱には開発力がないと判断。 相川社長もこれに同調し、日産に軽開発を依頼したわけです。 しかしこれが軽の燃費不正、計測も偽装であったことが発覚、今回の事態を招いたわけです。 
その中で気になったのが、「 開発はバカ 」。
益子氏は、車種を減らすたびに社内から反発を受け、ランエボ、パジェロを辞めたときは、「 お前は三菱自の人間じゃない 」 と言われる始末。 そりゃそうでしょ。このひとは骨の髄まで商社マンなんだから。 三菱の名車なんてこの人にとっては無価値に等しく、側近はクルマに興味ないひとで固めている。 商標登録する金欲しさに、RVR、デリカという名を、似つかない車やOEM車に、平気で冠させるのが何よりの証拠。 ただ、ランエボを辞めた理由が、「 厳しくなる欧米の規制で、ランエボを売るなら、EVをたくさん売らなければならない。今は無理。その事を分かってもらえない 」 。 反発を買いそうな言い分だけど、こういう車は売れない、嫌いだからという理由で辞めたのではなく、明確な理由があったのだなと。 確か、こちらの記事 で取り上げましたが、スバルも似た課題があり、この通りなら益子氏の言い分も多少理解できるわけです。 近く規制で、販売台数に対して何割か、PHV、EV、FCVを売らなければならず、既存のアウトランダーPHEV、アイミーブでは果たせないのでしょう。 

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 「 俺のあそこは馬並だぜぇ 」


三菱自の燃費不正が発覚してひと月。
これまで会見が四度行われ、三度目、四度目で益子会長が出席されました。
気づかれた方もおられると思いますが、マスコミへの対話力は、相川社長より全然上です。 今頃出てきたか、この卑怯者と思う人もいたでしょうが、反益子の僕でも、厳しい追及に動じず、淡々と質問に答えるこの人を見て、正直・・・・ 「 流石だな 」 と感じました。 
日産傘下入りを三菱グループ首脳陣に納得させるため、「 これからもっと悪い情報が出そうです。株価もさらに下がりますよ。いまのうちに・・・ 」 と決断を迫ったり、違う情報誌では、「 このままでは中国に身売りされますよ 」 と買収に踏み切れないゴーンさんの背中を押したそうです。 いわゆる二枚舌です。 性格もいいとは言えません。 「 悪 」 です。 相川さんが「 基本いい人 」と評される一方、益子氏の嫌われ度は外でも中でも半端ではありません。 それも本人はわかっているのでしょう。 「 自分は三菱自の中では異物 」 だと開き直っています。 憎まれても三菱をよくしたいという強固な意志がそうさせたと思うのは、言い過ぎですか? 
それと、相川社長が辞任して、益子氏は留任と報じられている件に関して、僕も含めて反発しましたが、極秘で進められていた、日産傘下入りを益子氏以外、ゴーン社長と話せる人は、三菱にはおらず、今後の展開次第では、白紙も有り得るので、完了するまで益子氏が居続けるのは当然のことかと。 そのあとは「 無理です 」 とトップの座を譲ると明言。 文春でも燃費不正の責任は相川さんより重いと、益子氏に追及したうえでの回答なので間違いないでしょう。

述べた通り、益子氏の対話力は高いです。
ただ開発部とのやり取りは下手であったとおもわざる得ません。
そのため、開発にいた相川さんを社長にしたのでしょうが、ああもあからさまに馬鹿だの、緩いだの敵視していては、前にすすめないでしょうに。 本人は発言を否定していますが。 部下の陰口は絶対、社内で口にするもんじゃありません。 開発費がないと言いながら、4800億もの手元資金があり、有利子負債も300億程度でしょ。 それでたった年間600億の開発費でやれと言われてもねぇ。 トップがもうちょっと人徳あれば、給料が安くても頑張れるものですよ。
最後にこの人、2011年に結婚していたことを黙っていたんですって。
相手は30も年下で、義母は益子氏のほうが年上らしいです。
詳しくは文春をご覧ください。 
にわか煎餅みたいな顔したおっさんが、
30下の女子さんと結婚できるのも、口がうまい証拠です。 
夜のほうはどうなんすかね?
たちますか? ♂

僕にとって、新潮に激写された、相川さんの本屋でベストカー立ち読みの大画像のほうが衝撃でした。
相川社長には辞任した後も、三菱に居てくださいということと、出来れば、全国の販社を行脚して、スタッフやお客さんに謝罪と話を聞いてあげてください。 三度目の不正を起こしたメーカーのトップなのに、三菱自のFBに書かれているコメントには「 辞めるな 」「 続けろ 」の応援が目立ちます。 こんなに好かれている社長さんはそういないですよね。

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by ganbaremmc | 2016-05-22 01:39 | 三菱自動車 | Comments(13)

Commented by GIN at 2016-05-22 13:59 x
ランエボを売るのが難しい事は、判るんですが・・・。
だからといって、「セダン系イラネー (゚⊿゚)ペッ」とはならないんですが・・・。
Commented by 名無し at 2016-05-22 14:36 x
開発費限られてるんだから売れ筋のSUVに投資するのは当たり前だよなぁ?
RVRすら開発できてないのに販売台数に期待できないセダン系に投資するとか、これもうわかんねえなぁ…
Commented by 名有り at 2016-05-22 15:30 x
>マスコミの追求に淡々と答える
心の中では割と他人事のように思ってるからでないの?
開発に責任おっ被せたわけだし
むしろ初めから身売りの伏兵みたいなもんだったんじゃないのかな
益さんがホントに優秀で対話力のある経営者なら今の体たらくにはなってないでしょ
Commented by アラ at 2016-05-22 17:11 x
これ4800億円がなかった、1年前に発覚してたら完全に死亡でしたよ。
全て益子氏を悪と言いたいのはわかるけど、経営的に立て直したのは事実。そして車のことがわからないと己を知っているからこそ、経営が安定したタイミングでの相川さんへの社長禅譲だったんでしょう。これで予想外の燃費偽装さえなければ・・・
好き嫌いではなく的確に分析し批評している管理人さんは、天晴れです。
Commented by meiwa2015 at 2016-05-22 18:28
相川社長は、最初から不祥事公表時の中継ぎ役の捨て駒だったのでしょうね。
わざとヘタを打ちまくって株価を下げて、日産が安く買収できるように。
しかも、日産の自工株取得報道と同時に、
日産と三菱の関係者は一斉に底値で株を買いまくって大儲け?

三菱グループとしては、他人の金で自工を延命・再建させ、
不祥事のイメージが薄れる頃までは他人に預け、
やがて日産やプジョーのスキャンダルや不振に乗じて株を取り返す作戦?

日産が三菱自工34%を取得って言うけど、
現時点で重工や商事や銀行など三菱関連が35%ほど自工株を握ってる。
これとは別に、日産は新規に発行される5億660万株を468円で、約2370億円分を買うらしい。
さらに、名前が出ない小口の株主って、三菱関係者で占められてるのでは?
日産が実態を知ったら逃げちゃうかも。
Commented by 元社員 at 2016-05-22 18:41 x
「益子氏の対話力は高い」とのコメントだが、益子氏に人を引きつけるような魅力はない。以前、社内に「フラット」という企画があった。「ふらっと」社長(当時益子氏)が各部署を訪問して社員の生の意見を聞くという、いかにも予定調和の典型の企画だった。「フラット」はまた「平らな」とかけているダジャレでもある。社長も社員も一緒だよ、という見え透いた嘘でもある。これはもちろん、事前の連絡があり、すべて作られた演出がある。誰も益子氏に率直に話しかけもできず、益子氏には人を受け入れるような空気がない。みんな緊張して終わる。それが「フラット」だった。三菱自工らしく、長続きもせずにいつの間にかこの企画は終了した。「対話力」や「コミュニケーション力」が三菱自工という会社には足りないのだろう。益子氏ひとりの責任ではなく、社員の一人一人にその力がないのかもしれない。縦割り組織、たこつぼ文化と社員や幹部が自ら認める狭い仲間意識。そこにあるのは、対話ではなく、縄張り意識とセクショナリズムが同じ会社内で他部門や本部間の疑心暗鬼を生み、誰も理想を持って団結することはない。益子氏もそれはわかっていただろう。しかし益子氏はできなかった。なぜなら、やはり対話力が基本的になかったからではないのか。当時社員として益子氏に対してそう思った。対話力があるのはゴーン氏であり、先日の会見でも終始リードしていたのはゴーン氏という印象を受けた。
Commented by ganbaremmc at 2016-05-22 19:01
> 元社員さん
益子さんて、はじめ三菱自に来たときは、すごいお茶目なことを言って、場を和ませたりしていたと聞きましたが、どの辺からか、別人みたいに豹変してしまいましたね。なんか原因でもあったのだろうか? 社内での対話はうまいとはいえませんね。新潮ではほとんど開発部の陰口です。
Commented by 元社員 at 2016-05-22 19:39 x
益子氏がなぜ不機嫌になったかはわかりません。しかし彼は決して相手の目を見て話しません。力のない、あのしゃがれ声を発しながら、どこを見ているのか?決して魅力的な話し方ではない。誇りと確信のオーラが漂っていない。そこがゴーン氏との違いです。お付きの者たちはただただ後を追うかのようについていく。これでは社員は失望するだけでしょう。
Commented by ganbaremmc at 2016-05-22 20:39
> 元社員さん
益子さんが開発部で評判が悪いのは知っていますが、
田町本社ではどうです?
寄せられているコメントの中に、誉める方もおられますが。
まぁ、部下の陰口を言っている時点で、失格ですけどね。
Commented by ななし at 2016-05-22 23:43 x
益子擁護派と訳知り顔の効率厨はすぐにSUVに特化して~とか言い出すけど、それこそ似たような事業規模のスバルとマツダがセダンとスポーツをないがしろにしてるのか?という話になりますよね。
そもそも共通プラットフォームのベースはマツダならアテンザ、スバルならインプレッサというセダンのものでしょうに。
たぶん体のいい言い逃れの材料でしかないと私は思ってますがねSUVとEVしか選択肢がないとかいうのは。
そこまで成り立たないというなら、スバルもマツダもとっくに
倒産してておかしくないと思いますが、現実はどうですかね?
大体SUVSUV言うけど、5年後その流れが続いてるんですかね?
一時、猫も杓子もミニバンばかりでオデッセイやらそれこそグランティスがバカ売れしてたけど、今や青色吐息、しかも売れてる
のはトヨタのノア兄弟とアルファードヴェルファイアだけじゃないかと。はやりもの買う人なんて無難なのがほしいからトヨタか日産ホンダ、金があれば外車に行っちゃうわけですよw
わざわざマツダ地獄やらスバルヲタを選ぶ人なんて少数派だし、偽装の三菱なんて、旦那がほしいと言っても嫁に却下されて
あっという間に候補から脱落でしょうに。
Commented by socie20 at 2016-05-23 08:20
文春の記事は基本的に益子さんの主張を述べているものですが、
さすがにインタビュー受けるのうまいなと思いましたね。
気に入られるだけが上司でない、厳しくするだけが上司でないという意味では、益子さんと相川さん二人でひとつ。それを二人も自認していたフシが有りますね。相川さんに厳しさを教えるためにも諭旨退職の件やらせたっぽいですね。
それと一番はっとさせられたのは、開発陣は過去の経営危機を経た改革の後も、外部の血を入れること無く来てしまっていて、自分たちの能力を過大に評価してしまっていると。そのことに気がついていないと。だから身の丈にあった販売戦略規模に縮小したと。
それは、三菱のファンも三菱ならもっとやれるはずだって期待を過大に持っていたのかもしれないと思ってしましまいました。
そこは開発への投資費用とのバランスがおかしかったというのもあるでしょうが。開発費用が少ない分、コストカットの知恵(いい意味でも悪い意味でも)を働かせることが正しいことだって皆が思ってしまっていたんでしょうね。
Commented by エボルヴ at 2016-05-23 23:02 x
三菱を悪い方に向けやがってと思ってましたが、やはり会社をよくしようと思っていたのが本筋なんですかね。今、自分の仕事と重ねても風通しが悪い会社では外部から来た人間は孤立しがち・・・、自分を刺客と見てる人もいるようです。
先日、新聞の記事でスバルの社長が言うには軽を止めたら、360の名残を消したと猛反発を受けながら集中化を進め業績を上げたそうです。
このご時世、変化無き者は朽果てる・・・、変化するには反発を乗り越えなければ成す事出来ず。ブランドが沈み切る前に日産の下に落ち着いてよかったのでは?

話戻って風通しが悪いながらも、ペーペーなのでよろしくどうぞ的にやりつつ、変化の時に合わせ仲間を作っている次第です(笑)
Commented by smart-intelligence at 2016-05-25 20:07 x
フライデーと週刊文春と週刊新潮を読んでみました。

フライデー→リストラの予測だらけでした。

週刊文春→ストックヤードにある多くのeKワゴン、eKカスタム、
eKスペース、eKスペースカスタム、スズキOEMのミニキャブシリーズに混じって、
三菱自動車オリジナルのミニキャブMiEVバン、ミニキャブMiEVトラック、
i-MiEVが少数ながらあったことに涙を流して安堵しました。

週刊新潮→相川哲郎さんの立ち読み写真に号泣しました。
「相川哲郎さんは、どんなことがあってもクルマを嫌いになれないんだ!(泣)」と。