堀場製作所 排ガス不正と燃費不正で計測装置の需要が拡大を見込む

堀場製作所が自動車用計測機器事業を強化している。
自動車産業の安定成長を見込み、主力の排ガス測定装置を中心に伸ばす戦略だ。23日には大津市の中核工場が完成。昨年買収した英国の車両開発支援会社との技術融合も進める。2020年には同事業の売上高を、15年比の約6割増にあたる1千億円と掲げる。  同日完成した工場「ホリバ・ビワコ・イーハーバー」は生産性と収益性の改善に向け、京都市南区の本社から自動車計測部門の研究開発や設計、生産に関わる技術者や設備を移転、集約した。  今後は同工場を中心に世界シェア8割を握る排ガス測定装置に一層注力する。世界では欧米以外に中国などアジアでも排ガス規制が強化される方向のため、環境対応車の開発を進める自動車メーカー向けに拡販を狙う。  

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また、独フォルクスワーゲンや三菱自動車などによる燃費計測の不正問題を受け、
路上での走行試験用の排ガス計測装置も需要が急拡大すると見込む。
研究開発を急ぐ構えだ。  さらに成長エンジンと位置付けるのは昨年に160億円で買収し、堀場厚社長が「20年に1度の買い物」と期待を掛ける英国の車両開発支援会社「マイラ」。広大なテストコースを持ち、排ガス試験など各種性能試験に対応できる。同社のエコカーや自動運転車の開発ノウハウも取り込み、次世代車両の開発で先行を狙う。  同日あったイーハーバーでの式典で、堀場社長は「この工場とマイラの技術を融合し、自動車産業に必要な技術をグローバルに提供していく」と述べ、事業拡大に意欲を示した。
京都新聞

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by ganbaremmc | 2016-05-24 18:03 | ニュース・その他 | Comments(0)