スバル 米での販売奨励金上積みで販売増を狙う

富士重工業は2017年3月期、米国市場で1台当たりの販売奨励金を
前期比22%増の1100ドルに積み増す。
金利を優遇してリース販売比率を引き上げるほか、
主力車種「レガシィ」と「アウトバック」の販売促進に充てる。

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今年末までに米国工場の生産能力を今春比で約2倍の40万台にする計画。
生産拡大に備え、販売力を底上げする。  今期の米国販売台数は11%増の64万3100台を見込む。米国市場は富士重の世界販売台数の約6割を占める大黒柱となっている。  米国市場の顧客基盤を固めるため、販売台数に占めるリース比率を引き上げる。前期で14%だったが、金利を優遇するなどして最大20%に引き上げる。リース比率が高まれば、継続的にスバルブランド車を乗り継ぐ可能性が高まり、顧客の定着につながる。  積み増す奨励金200ドルのうち、半分はレガシィとアウトバックの拡販に充てる。米国市場で販売競争が激しい中型車の分野で両車種の販売を後押しする。  米国の奨励金は業界平均で約3000ドルとされ、積み増しても富士重の水準はなお低い。ただ、米国の販売台数に1台当たりの奨励金を掛け合わせると、単純計算で前期は約5億ドルだった米国での奨励金が今期は約7億ドルに膨らみ、業績の圧迫要因となる。  富士重は米での店頭在庫は約20日と、業界で一般的な70日の3分の1以下という品薄が続いている。年末に生産能力を大幅に拡大し、供給不足の解消を狙う。将来の工場の安定稼働をにらみ、奨励金を一時的に積み増してでも、主力市場の販売強化につなげる。
日本経済新聞

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by ganbaremmc | 2016-06-17 03:44 | スバル | Comments(0)