NEC、ナノ炭素の新素材発見 電気の通しやすさ10倍

NECは30日、新たなナノ炭素素材を発見したと発表した。
細長い構造で表面がけば立っているため「カーボンナノブラシ」と名付けた。

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電気の通しやすさは同社の従来ナノ炭素素材の10倍以上で、
リチウムイオン電池の電極に応用すれば充放電の時間が10~15%短くなる利点があるという。
来年度にも大学や研究機関にサンプルを提供し、共同研究を始めたい考えだ。  新素材は直径が100ナノ(ナノは10億分の1)メートル、長さが1~10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル。同社の飯島澄男特別主席研究員が1991年に見つけた代表的なナノ炭素素材である「カーボンナノチューブ」(筒状炭素分子)に似た構造だが、側面に突起がたくさん出ている。  新素材は電気を通しやすいため、リチウムイオン電池のほか、電子部品などへの活用を見込んでいる。製造工程は、カーボンナノチューブが牛の角のように変形した別のナノ素材である「カーボンナノホーン」とほぼ同じ。装置を新たに開発する必要がなく、低コストで量産できる見通しだ。  飯島特別主席研究員は「導電性が高く、表面積が大きい魅力的な素材だ」と話す。
日本経済新聞

もちろん電気自動車にも応用できるそうです

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by ganbaremmc | 2016-06-30 23:54 | ニュース・その他 | Comments(2)

Commented by 低フリクション at 2016-10-22 18:59 x
「日立金属、冶金研究所ついに境界潤滑の原理を解明」
 機械設計屋ならわかるとおもうが、軸受などの設計に際し、従来の面圧を踏襲して40年もの年月が流れている、トライボロジー分野に画期的な理論「炭素結晶の競合モデル(CCSCモデル)」という画期的な理論を日立金属が発表した。鉄鋼材料と潤滑油の相互作用で出来た表面に付着しているナノレベルの炭素結晶の構造が滑り具合を決定しているとのこと。
 この理論に基づいて開発されている自己潤滑性特殊鋼SLD-MAGICの売り上げがさらに加速することが予想される。
Commented by 八雲軸受 at 2017-10-08 10:52 x
島根大学の久保田邦親博士の理論で、合金Xともいわれている特殊鋼ですね。樹脂材料なんかとも相性がいいのでいろいろ使えそうな感じですよね。