日産 EV電池事業から撤退。NECとの共同出資子会社を売却

日産自動車は電気自動車(EV)など車載用向けの電池事業から撤退する。
NECとの共同出資子会社を売却する方針を固め、パナソニックや中国など複数の海外メーカーと交渉に入った。自前で生産するより、電池メーカーから調達したほうが車両価格の引き下げにつながると判断した。EVなど電動化車両の本格普及をにらみ車載用電池の需要は高まっており、電池業界の再編が加速しそうだ。売却するのはオートモーティブエナジーサプライ(AESC、神奈川県座間市)で、日産がNECと共同で2007年に設立した。日産が51%、NECグループが49%を出資し、日産のEV「リーフ」やハイブリッド車(HV)向けのリチウムイオン電池を生産している。車載用リチウムイオン電池のシェアはパナソニックに次ぐ世界2位で、2016年3月期の売上高は366億円。


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日産は保有するAESCの株式に加え、米国と英国で独自に手掛ける電池の生産事業も売却する方針だ。パナソニックのほか、中国などの複数の海外メーカーが関心を示しているとみられる。日産は売却額や雇用面などの条件を詰め、年内にも売却先を決める。
日産がEV開発に着手した当時は車載用電池のメーカーが限られ、同社が自前で電池を開発・生産する必要があった。2010年に発売した「リーフ」は16年6月末までにグローバルで累計約23万台を販売したが、今後の本格普及には電池のコスト低減が欠かせない。日産のみの需要では量産効果に限界があるため、専門性の高い外部のメーカーに生産を委ねるべきだと判断した。

 独BMWやEV専業の米テスラモーターズなどは車載用電池を外部メーカーから調達している。日産は電池の生産から撤退し、車両の電動化や自動運転などの次世代技術の開発に専念する。電池にかかっていた開発費や人員を車本体に振り向けて競争力を高める考えだ。

 各国で進む環境規制の厳格化に対応するため、自動車メーカーはEVやプラグインハイブリッド車(PHV)の品ぞろえを増やしている。日産との資本関係が無くなればAESCは他の自動車メーカーとも取引しやすくなり、生産効率や価格競争力が高まるとみている。
日本経済新聞


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by ganbaremmc | 2016-08-05 18:15 | 日産 | Comments(4)

Commented by jomon at 2016-08-06 00:07 x
電池は今後 ユアサに統一ですかね。
Commented by フォルティス at 2016-08-06 02:46 x
三菱を傘下にした事と関係あるんやないかな…… ないの?
Commented by nautilus_nautilus at 2016-08-06 07:21
やっぱり電池品質に問題があった?
コストでGSユアサの方が安くて品質が上と判断か?
Commented by 名無し at 2016-08-06 08:50 x
こうなるのは始めから分かっていたことですね。
もう一社電池メーカーを入れるべきでした。
技術だけなら買い手は見つかると思うけど。