三菱自 インドネシアで日産との事業協力は無理

三菱自動車の益子修会長兼社長は10日、東ジャカルタ・プロガドゥンにある三菱ブランドの販売会社、クラマ・ユダ・ティガ・ベルリアン・モーター(KTB)本社で会見し、「限られた経営資源を最大限に生かす」と述べ、来年稼働の新工場で生産開始するMPV(多目的車)を最も競争の激しい価格帯に投入する方針を表明、インドネシア市場で商用車から乗用車へビジネスモデルの転換を図る決意を示した。  
益子会長は、11日から始まる国内最大規模の自動車展示会「インドネシア国際オートショー」で世界初公開する「クロスオーバーMPV」の動画を記者団に公開した。価格などの詳細は非公表だが、トヨタ「アバンザ」などがひしめく最大市場に投入する。三菱自動車の得意とするSUV(スポーツ多目的車)の力強さとMPVの機能性を併せた新車で人気車に対抗する。  
新型MPVは来年10月に新工場で生産する。同4月に「パジェロスポーツ」の生産も始める。益子会長は新工場について「インドネシアから東南アジアに輸出する初めての試み。成功させたい」と期待を示した。  三菱自動車にとってインドネシアの自動車販売台数は、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場でタイとフィリピンを上回り、中国や米国に次いで規模が大きい。  国内でも2015年自動車工業会(ガイキンド)公表の統計で5位に入るが、今後「強みの商用車だけでなく、乗用車の『三菱自動車』というブランドイメージを確立していく」方針。乗用車市場に力を入れるため、乗用車向けの販売網を整備。2018年度までに現在の80店舗から140店舗まで増やす。中期的に国内自動車市場シェアを10%まで引き上げたい考え。

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日産との資本業務提携のインドネシア事業における影響について、益子会長は「三菱商事が手がけている販売金融面や物流面の効率化で協力できる」と話した。両社がそれぞれ持っている生産工場について、「事業の集約は現実的に厳しく視野に入れていない」。販売店網の協力は「難しい」との見通しを示した。  また燃費不正問題について、「対象としているモデルがインドネシア市場に流通しておらず、販売面に影響はなかった」(KTB、石巻尚社長)と話した。  益子会長は三菱商事時代の1997~2002年にKTBのチーフアドバイザーとしてインドネシアに赴任した経歴を持ち、地元記者とインドネシア語で会話し、和む一幕もあった。
jakartashimbun.com

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by ganbaremmc | 2016-08-11 17:13 | 三菱自動車 | Comments(1)

Commented by ワールド at 2016-08-12 20:41 x
この会長様の口から、実際に一般ユーザーに向けたコメント、思いなど、一度も聞いたことがありません。ビジネスライクな話はごもっともだと思うが、売ったあと、ユーザーの反応が気にならない人間がトップなのですから一発屋で終わり。マーケットがなくなれば、また行き渡ったとか人口問題云々・・・いいわけをして逃げるのでしょう。
めでたしめでたし・・