河村靖史氏「国交省の姿勢に疑問。三菱自を擁護する声もある」

三菱自動車工業の燃費不正問題で、同社が燃費データを改ざんするなどの不正が発覚した後、正しい燃費を測定するための試験でも不正を行っていたことが明らかになった。国交省は同社の姿勢に怒りを露わにし、再発防止策の見直しを求める。
ただ、重箱の隅をつつくような国交省の姿勢に対し冷めた見方も広がっている。

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三菱自としては長年にわたって不正に手を染めてきた手前、国交省の理不尽とも思える批判に反論することもできないのが現状だ。ただ、今回の国交省の指摘については業界の一部から、「カタログ燃費を良くするため、法令に沿ったやり方で走行抵抗データの測定を繰り返すのは当然だし、測定は平均値とすることだけで、測定する回数が法令に定められていないのも事実」と、三菱自を擁護する声もある。そもそも現在のカタログ燃費が実際の燃費と大きく乖離しているのは周知の事実で、「それが数%違うだけで、今さら何が問題なのか」との意見もある。
国交省が定めている現在の燃費測定方法では、エアコンをオフにして測定するなど、実際の走行方法とまったく異なることから「参考にもならない」と感じている一般ユーザがほとんど。「走行方法などにもよるが、多くのモデルが実際の燃費とカタログ燃費が10%以上乖離している状況は、不当表示で消費者をだましていることと同じ。この制度をつくってきた国土交通省こそ罰せられるべきではないか」(自動車ジャーナリスト) カタログ燃費値との差がわずか4%でも、それを盾に「三菱自は不正の温床」とばかりに執拗なまでに追及する国交省。しかし、カタログ燃費と実走行での燃費が乖離している現状を放置してきた問題に波及すれば、批判の矢面に立たされるのは国交省であり、振り上げた拳の行き場に困る事態になりかねない。
(文=河村靖史/ジャーナリスト)
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by ganbaremmc | 2016-09-29 21:37 | 三菱自動車 | Comments(21)

Commented by at 2016-09-29 22:39 x
不当表示はその通り
ちょっとJAROへ国交省のスタンスへの疑問投げて国交省へはクレームのメールを投げてみようと思う
Commented by それでも三菱ファン at 2016-09-29 23:43 x
再測定する時に時間も手間もかかるしちょうどバタバタしていた時期になぜ国交省と三菱と分けて再測定するのか不思議だった。三菱が再測定する時に国交省の人も立ち会えば一度ですむ。これからは発売する新車を三菱に限らず全車種測定する時に国交省が立ち会うことにすれば不正もなくなるし手間もなくなるし、そうしてほしい。事後報告なら他も疑うのは当然。全メーカーやってほしい。
Commented by ななし at 2016-09-30 02:15 x
ただ、こんな言い訳始めると富山県議会と変わらんでしょ。
とりあえず富山のバカ議員ですらやめたんだから益子はさっさと辞めろや。
Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-09-30 06:10 x
この指摘が的を得てます。国民を守る、消費者保護の観点から著しい不手際が国交省にもある。JC燃費が正しい燃費というのは消費者にとっては理不尽。
Commented at 2016-09-30 06:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ヒカル at 2016-09-30 09:30 x
>i-ryujiさん
あと1社というのがとても気になります。
こっそり教えてください。イニシャルでいいので(笑)
Commented by 名無し at 2016-09-30 09:45 x
燃費職人みたいなヒトが、専用のコースで測定した燃費とか当てにならない

新卒で採用された国交省の職員に適当に一般道と高速を運転させて
それぞれの平均値を国交省新卒調べと書いて記載すべき
Commented by 通りすがり at 2016-09-30 10:58 x
論点のすり替えでは。
規則を破ったことが糾弾されているのであって、国交省などに責任転嫁するのは違うと思う。カタログ燃費と実燃費の乖離は、この事件の本質じゃない。
Commented by at 2016-09-30 11:50 x
JC08燃費に欠陥があるのは確かだし、他のメーカーに対しての調査も行うべきだとは思うが、だからといって三菱自工の罪が許されるわけではない。

そもそももともとが信頼を損ねる事件が多すぎる会社だ。同じ事をスズキがやっていても三菱の方が叩かれるのは仕方がないし、なによりもトップが責任をとらず部下につめ腹を切らすだけの会長がいる限り世間は納得しない。ちゃんと責任をとるべき人が責任を取りそれから今後の対策をすべきだ。

今のままじゃ世間は許さないよ。
Commented by at 2016-09-30 12:04 x
通りすがりさん

あなたはいつもトヨタの立場でしゃべってるのでそういう発言になるのだと思うけど、今回の問題の本質ではないなせよ無関係ではないよ
Commented by at 2016-09-30 13:35 x
制度がおかしいと言う話は平時からメーカー側が国交省に強く提言してしかるべき話で、制度の問題と自社の利益のために不正に手を染めて有利な数値を出そうとした問題は別。

制度の問題の話を三菱擁護に利用するのは違うでしょう。

三菱の不正なんかあんなもの自分のための不正なんだから擁護なんて要らないんだ。

こういう書き方じゃ制度の問題への批判と言うより三菱言い訳みたいになってしまう。
Commented by とくめい at 2016-09-30 14:17 x
法令の範囲内での計測をやったのに
問題視されてることが問題
ルールがおかしいのでは?
Commented by at 2016-09-30 19:53 x
国交省側もこういうことになるから、本当は自分たちで確認したくは無かったでしょうね。おそらく。
今回の件で一番気になるのは、 三菱の場合には中古車をかき集めて計測したとかいう噂自体です。本当にそうなら、国交省の報告の資料にはそういう注記があるのでしょうか。もしそういう記載がなく、仮にわざと注記をしなかったなら、それはそれで国交省側の不正と言われても仕方がない。他のメーカーが通常計測する場合の前提条件とは違うわけですからね。疑われた三菱が悪いとはいえ、国の機関は公平な観点から計測し、公平に答えを出す義務があるはずです。
あとは、計測した担当者の運転スキルや、計測時にどのように運転したのか、計測担当者がが普段乗っている車のメーカーやトランスミッションの形式なども、結果には大きく影響しますから、本来ならそのようなデータも記録しておくべきです。日常的にcvtの車を運転している人が4ATの車で同じようにアクセルを開けたら、当然ながら燃費は落ちますからね。
平均値の取り方にしても、どの計測からを本計測と見なすかは、計測者の一存で決められますし。何十回もの計測中のうち、 ベストな3回の平均を取ったとかいう話も、他のメーカーでも予備計測を含めれば数十回は計測しているでしょう。今回の三菱の場合は、中古車を使わなければいけなかった為に、ベストエフォートという点を考えるなら、計測回数を増やしたほうが通常のカタログ値との比較で言えばより現実に近いという判断もあり得ます。
三菱自動車がガバナンス上問題を抱えていたのは事実でしょうし、特に経営陣の責任は重いとはいえ、今回の国交省の対応は大臣の発言も含め、かなり政治的なバイアスがかかっているのではないかと思います。
Commented by ganbaremmc at 2016-09-30 21:14
> のさん
計測で中古車や従業員の車を使ったことに関しては、三菱に確認をとっています。国交省に提供する車種は「新車」「新車に近い車」「開発車両」この条件をどれかひとつ満たしたものらしいです。三菱自が用意したのは中古車で「新車に近い車」としてだから問題ないと国交省はいうでしょうね。新車に近いといってもどの程度までよいのか実にアバウト。
それと計測時に国交省は機関に立ち会わせているようですよ。
三菱側にもいろいろ言い分はあるようですが、加害者としての立場から表沙汰にできないのもあります。 ただ・・ スズキの計測結果は不自然だと、相当疑惑の目をもっていました。
軽燃費からはじまった混乱で、まともな計測が取れなかったのなら、百歩譲って信じましょう。もし今後新車を出して、またこのようなことが起これば、そのときは日本から出て行ってもらうしかありませんね
Commented by momonyannpi at 2016-09-30 22:39
確かに論点がずれているところはあると思う

エコカー減税、補助金など、税金であるにもかかわらず
燃費データは申告値ってのは国交省の明らかな怠慢である

三菱が不正したのはカタログ燃費であって実燃費ではない
再測定で下方修正されたが、これは実燃費に近づいたことでしょう

スズキは再測定でカタログ値を下回ったのはないってことは乖離率は逆に上がったってことでしょう???

再測定値が下がれば悪で上がれば正義のように感じるのはおそらくメディアの力だと思う

Commented by MC at 2016-09-30 23:40 x
安全性を無視した豊洲市場移転問題について、小池東京都知事が指摘した、都庁の無責任体質。「流れの中で、空気の中で進んでいった」10年以上前のリコール隠しから始まった三菱自動車の一連の嘘と不正に酷似している。ガバナンスの機能不全。コミュニケーションのない縦割り社会。幹部から一般社員まで「空気」の中で発言しない風土。まったく同じだ。最も不幸なことは、三菱自動車には未だ強いリーダーがいないことだ。
Commented by ななし at 2016-09-30 23:59 x
今回の件、庇いたいのはわからんでもないけど、スピード違反で捕まって、警官にみんな飛ばしてるのに何故オレだけ、と愚痴った挙句、ようやく解放された途端に、警官が見てる目の前で、運転しながら携帯触り始めてまた捕まったようなもんでしょ。ただのバカとしか言いようが無い。
普通捕まったらその後くらいは気をつけるでしょうに。
私は、仏の顔も三度まで、で今回の件でもう三菱は見捨てました。次はもう買わないね。
世間の大概の人もそういう見方をしてるということは忘れない方がいいと思いますよ。
自分だけの理屈、自分だけの楽観主義で動くんだったら旧日本軍と変わらないと思いますね。
何かというと、「スズキもやってる、トヨタも多分そうだ、悪いのは俺だけじゃ無い!」じゃ、先生に叱られてる小学生の理屈と変わりませんよ。
Commented by at 2016-10-01 11:38 x
トヨタを調査しない理由にはならんな
Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-10-01 20:07 x
りゅうじ様 早々コメントを頂いていながら追記が遅くなってしまい申し訳ありません。そうこうのうちにりゅうじ様がコメントを削除されてしまいましたが、確認させて頂いております。有難うございました。
再度当方の思いを追記します。まず、本記事の河村氏の記事主旨は三菱の庇護では無く、国交省の責任もあるという論旨です。当方もその趣旨に賛同で、もはや数年前から欲しい車の廃止の情報が圧倒的な中、あるいみ捨てられたユーザーにとって、またトップが顧客に全く向き合わない発言を繰り返している企業に対して庇護する価値はありません・・その趣旨の発言もする気はありません。
また、社会的には今後十分なツケが来るのは必至で、(当方も今欲しい車は無くなりました)かつトップ辞任・補償によって最低限以上の対応は行っていると思います(ここが重要です)。また、本件に限っては死者はありません。

一方、当方身内の他社品との燃費カタログ燃費とのかい離は当方のそれより大きい。(達成率80
%、他社50%強)使用条件も運転技量も異なるがこの乖離を合理的に説明できない。
この段階で、前述のコメントを行う気は全くありませんでしたが・・・・
国交省は三菱不正の発言ばかりで他社にはヒアリングだけで済ませてしまったのに疑問を持った、これもしごく当然。処が大臣の発言はみ三菱批判ばかりでそれはそれで全く良いのですが、この不正をかりにも「審査」する立場でありながら見過ごして社会に影響を与えた事に対する「おわび」の言葉は無く、もちろん誰も処分されていませんし、大臣にも瑕疵の自覚は0で被害者意識だけ強調しています。(続きます)
Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-10-01 20:55 x
更に、益子氏の事とは言え、人事にかかわる発言に迄言及しています、益子氏には一秒でも早く辞めて頂きたいのですが、国交省大臣が言える立場?以下、その理由を当方なりに記します。(既記内容の繰り返しもあります)
①今春ESP観光のスキーバス事故では大勢死者が出ましたが、以前に関越道で大事故があり、それに
 対する対応として新規参入要件を厳しくした後に認可されたのがESP社でした。
 参入後間もなくでの重大事故となれば悪質、「認可」責任があります。
 もし、普通なら監督担当企業の担当者であれば認可直後は数か月に一度は監査を行うなど、少なく
 とも人の命をゆだねて良いのかを監視していくでしょう。また不手際での事故には当然処分・責 
 任が伴いますが、この件でも国交省の「おわび」「補償」「責任者処分」は行われていないと記憶
 します。人も死亡しています。
②燃費事件において、ほぼ万人がカタログ燃費がおかしいと感じていません、何が正しい燃費なのか
 判らないからですが、もし消費者庁であれば、この数値制度自体が消費者目線で不適格として改善
 の検討をしていると思います。消費者庁は大臣には消費者目線のあるからでしょう。
 しかし、いまだに正しい燃費とおっしゃられると違和感は高まります。
③過日の地下鉄での転落事故。ホームドアの設置があればこの事故はありませんでした。 
 国交省は数年前から都市圏の交通企業に対し、ホームドアの設置を厳しく指導はしていますが、
 一歩踏み込んで期限をつけ出来ない場合にどうするかという処は無かったようです。
 首都圏の通勤電車は毎日のように、遅延があり、ホームドア設置で防止できる物は極めて大きいと
 思います。亡くなる方もある事を考えると、これにも疑問です。

Commented by えあろきんぐ・たか at 2016-10-01 20:55 x
④国交省のプレス等を見ると、制度導入の際には先行他国も良く研究、導入後の効果も検証発表する
 等、キチンとやれています。なのに、燃費事件等では消費者目線での他社品調査は無く、そういっ
 た対応が出来ないのいは別の理由がある、下世話にかんぐると大メーカーとの癒着もあるのではと
 思ってしまう処。
 制度を作り、想定の中での分析は得意であっても運用には想定外の部分が多くつきまとう事が
 多く苦手なのでしょうか・・  
話がそれた部分もありますが、これらも含めた上での国交省に対する不満は相当であり燃費事件の
三菱問題だけでは無く、三菱は一部です。問題点を理解頂き、本腰で、公明正大に対応して欲しい
という主旨でした・・。