トヨタ 米国で新型プリウスが売れない「格好悪いから」

トヨタ自動車が米国で2015年12月に発売したハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型モデルが苦戦している。16年1~8月期の米国での販売台数は前年同期比26%減の9万3083台と2桁減を強いられている。このペースでいけば今年はここ5年で最も少ない販売台数にとどまる見込みだ。米自動車市場で不人気の背景には一体何があるのか。

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米自動車業界コンサルティング会社、カーラブを率いるエリック・ノーブル氏は「このプリウスのデザインはごてごてして凝りすぎている。史上最悪のデザインの一つとして取り上げられるスポーツ用多目的車(SUV)『ポンティアック・アズテック』に匹敵する」と辛辣(しんらつ)だ。 「トヨタ」ブランドの米国セールス責任者、ビル・フェイ氏は、「このデザインを選択したのは環境保護論者だけでなく、一般の顧客にアピールするためだ。多くの人に好まれている」と一蹴する。 日本では新型プリウスの人気は上々で、新車乗用車販売でトップに返り咲いた。このように日米でデザインの受け止め方が異なるのは文化の違いを反映している可能性がある。 アートセンター・カレッジ・オブ・デザインの大学院長、ジェフ・ウォードル氏は「トヨタは米国より日本の市場にアピールする『エンターテインメント』ないし『アニメ』デザインを選んだ」と指摘した。
ハイブリッドカーズ・ドットコムによると、1~8月のプリウスの販売減少ペースは、プラグインハイブリッド車(PHV)を除く全HVの減少ペースの約2倍だったという。 エドモンズ・ドットコムによると、プリウス所有者で次もプリウスを買うと回答した人の割合は42%と、05年の64%から低下した。 米消費調査会社ストラテジック・ビジョンのアレクサンダー・エドワーズ社長は、消費者がごちゃごちゃしたインテリアや収納スペースの狭さについて不満を持っていることが調査で判明したと説明。同社の顧客満足度指数では、プリウスのランクは、生産中止になったクライスラー200を下回っている。プリウスの購入を検討しながらも購入しなかった人の12%は、その理由として外観のスタイルを挙げた。この割合は前モデルの8%から上昇した。
トヨタも指をくわえてみているわけではない。年内にもPHV「プリウス・プライム」を発売し、てこ入れを図る考えだ。同モデルの価格は米ゼネラル・モーターズ(GM)の「シボレー・ボルト」より6000ドル(約61万2700円)安く設定されている。ガソリンを併用せずに1回の充電で走行できる距離は、従来の11マイルから25マイルまで伸びる。 しかし、一部の環境保護論者はこの環境性能に満足していない。天然資源防衛委員会(NRDC)の輸送プログラム担当ディレクター、ローランド・ファン氏は「プリウス・プライムの電気モーターのみによる航続距離は、シボレー・ボルトの53マイルの半分以下だ。トヨタはエコカー市場で築いたリードを浪費したとの主張はもっともだ」と話した。
sankeibiz.jp

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by ganbaremmc | 2016-10-05 08:34 | トヨタ | Comments(5)

Commented by ZEV4 at 2016-10-05 10:55 x
流石にマイナーでPHV顔になるでは!
プライムのEV距離が当初60キロから40キロになった。
値段を下げるため?
Commented by 名無し at 2016-10-05 11:54 x
アズテックやムルティプラはヘンテコデザインとして笑って見られるけど残念ながらプリウスはただただ生理的に気持ち悪いだけ
Commented by at 2016-10-05 18:54 x
アニメデザイン ほんとそう
Commented by 名無し at 2016-10-05 18:58 x
キモ・オタク・デザイン
世界よ、これがクールジャパンだ
Commented by 遅れて来た名無し at 2016-10-06 22:34 x
プリウスの購入を検討しながらも購入しなかった人の12%は、その理由として外観のスタイルを挙げた。この割合は前モデルの8%から上昇した。

あれ?
たった4%の増加?
タイトルと矛盾するような‥。

それに、日本人もデザインが好きで買っている人は少ないと思うのですが。
知人のオーナー達は、燃費と航続距離、静粛性は褒めるけど、デザインはまず話題にしないですよ。