ホンダ 新型フリードで国内販売活気づく

ホンダの国内販売が勢いづいてきた。
新型「フリード」の発売効果により、10月直近の来店者数は前年同月比5・0%増で推移し、既存車種の販売押し上げにも波及してきた。

6



11月からはミニバンラインアップによる販促活動も実施し、
競合他社との顧客獲得競争に力を入れる。
2016年度下期は過去最高の車検到来台数を迎え、入庫誘致活動の前倒しの徹底を進めている。「保有顧客を守ることに力点」(寺谷公良日本本部長)を置いた製販一体の営業活動により、代替促進や車検入庫を確実に獲得する。  例年10月は各社、9月中間決算セールの反動で来場者数と新車販売台数が伸び悩むが、ホンダは9月16日に発売した新型フリードの発売効果で販売現場が活気づいている。発売後1カ月の累計受注台数は、月間販売計画6千台の4倍以上に当たる2万7千台超と好調な出だしとなった。  昨年5月発売の5代目「ステップワゴン」に採用した「わくわくゲート」のような“飛び技”はないものの、「商品力は非常に高い」とホンダカーズ各社の関係者は増販に自信を見せる。そのため、来店客向けに競合車のトヨタ「シエンタ」との比較試乗を実施しているホンダカーズもある。10月中旬にはハイブリッド車(HV)の試乗車も全国に行き渡った。冬到来を控え、小型ミニバン初のHV4WDモデルを武器に降雪地域での商機拡大を狙う。  ホンダの国内販売は、16年度上期(4~9月)を前年同期比2・7%減の32万1683台で折り返した。9月は乗用車メーカー8社の中でホンダとトヨタのみが前年同月を上回った。6~8月の各単月は前年同月を下回ったが、前年はステップワゴンと「シャトル」の新型車や「ヴェゼル」の一部改良効果で水準が高かったことを踏まえると、15年度の失速から回復基調にあると言える。  4月から日本本部のトップを務める寺谷本部長も「16年度上期実績は年初の販売計画にオンベースで推移した」と評価する。16年度の新型車は量販車としてはフリードのみだが、既存車種の特別仕様車投入や一部改良など商品の鮮度は継続して高めている。新型フリード効果をフックに来店誘致と新規顧客獲得を図りつつ、過去最高の車検到来を商機に「守りをさらに強化したオールホンダとなる」(同)ことで、通期販売計画68万5千台の必達につなげる。
日刊自動車新聞


[PR]

by ganbaremmc | 2016-10-29 21:21 | ホンダ | Comments(0)