スバル 2016年4~9月期決算説明会質

富士重工業が2日に開いた2016年4~9月期決算説明会の主な質疑応答は次の通り。

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― 北 米の状況とインセンティブの考え方について
吉永泰之社長 「 米国は8~10月と全需がマイナスとなり、ピークアウトしたのだとは思う。ただ、急激に落ちるわけではない。セダンマーケットは厳しいが、スバルは全需に支えられて伸びているわけでない。在庫も足りない状態で、ディーラーに迷惑かけてきた。『アウトバック』の増産開始で供給は改善されている。『フォレスター』や『インプレッサ』はまだまだ足りないため、米国生産という局面に入っている 」
「 今後はかじ取りが大事になる。とにかく増産するのではなく、在庫状況を見ながらスバルのビジネスモデルを大切にする。インセンティブで売るのではなく、若干品薄くらいの状況をいかに維持して販売を継続し、台当たり利益を確保していく。インセンティブは現状から若干積増しても良いかと思っている。それでも1300~1500ドル程度。増やす内容も値引きではなく、月々のリースの支払いをラクにする。現在はリース料が若干高いので、競争力を高めたい 」

 ― タカタのリコール費用について
髙橋充専務執行役員 「 第1四半期の発表で見直した。上期で300億円、下期で300億円、合わせて600億円を見込んでおり、現時点で変更はない。通期の営業利益の減益要因として250億円を見込んでいるうち、クレーム費用が200億円増える。 タカタ以外のリコールが発生しており、品質にしっかり取り組んでマネジメントしていきたい 」

 ― 北米の生産が若干減少したが
吉永社長 「 レガシィの在庫は供給が一気に増える局面にあるため増えている。微調整で5千台減らした。在庫はものすごく細かく見ており、微調整しながらスバルのビジネスモデルを維持していく 」

― 米国増産の懸念は
近藤潤副社長 「 製造にとっては今年が正念場。手を打ってきたが、想像以上に大変。 『カムリ』 をやめてインプレッサの生産を始めるが、富士重のサプライヤーはカムリの部品を作っていないため、インプレッサに切り替わることで生産量がいきなり倍になる。従業員を増やす必要があり訓練しているが、品質の維持にはかなり苦戦している。日本から応援を出して対応するなど手は打っている 」

 ― 為替対応について
髙橋専務執行役員 「 当社は為替感応度が高く、1円動くと100億円の影響がある。そういう状態なので米国生産を増やす。一方で、来年になっても感応度はむしろ上がり、1円で105億円や110億円動くと見ている。これはパワーユニットなど部品の輸出で総量が増えるためだ。 ただ、日本で能力増強すれば感応度はもっと悪化する。 日米でいかに生産ボリュームを分担するかが重要な課題だ。 米国は今回の40万台体制でも現地は非常に苦労した。 一概に為替だけで生産をシフトするものでもない。 感応度は当面は100億円プラスアルファで推移する 」
日刊自動車新聞


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by ganbaremmc | 2016-11-05 19:47 | スバル | Comments(0)