マネーの虎 南原氏「MGローバーの破たんで何もかも失った」

13年ほど前、テレビ番組『マネーの虎』(日本テレビ)で、
自動車の輸入販売業で年商100億円をたたき出す、
「冷徹なる虎」として人気を博した南原竜樹氏。
しかし、昨今のメディア出演で、番組の終了後に負債100億円に陥っていたことが知られている。

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「主要取引先だったMGローバーが破綻したんです。これが完全に想定外。
ジャガーや三菱自動車がそうであるように、大手は買収されることはあっても、つぶれることはまずないですからね」  予想だにしない突然の巨額損失に、なすすべがなかったという。 「会社をどうすべきか悩んだ結果、存続は無理だと判断。借金返済のため本社ビルとショールームを売却していきました。仕入れていた車も叩き売り。それでも足りないので、何とかカネをかき集めるべく会社の机をヤフオクで売りました。1台2000円ですよ(笑)。最後に私が使っていた机も出品したら、プレミアがついて10万円に。そのときは『これで今夜の飯が食える』とうれしかったですね」  
借金は無事、期日内に完済したものの、会社も家も失い、
六本木ヒルズ内の公園で寝ていて警備員に追い出されたこともあったのだとか。
一時は、“就職”することも本気で考えたという。 「社長業に疲れ果てて、雇われる側になろうと思ったんです。バス会社をはじめ、片っ端から企業の面接を受けに行きましたね。でも、一社も受からないんですよ。『マネーの虎なんて雇えない』とか、『会社を乗っ取るつもりではないか』なんて言われて、ことごとく落とされました。就職しようと思ってもできなかったので、もう一度社長業をやることにしたんです」  結果、現在はレストランにレンタカー会社、自動車修理工場、医療系人材派遣会社などの多角経営に乗り出し、見事V字回復を果たした南原氏。転落を通して考え方が変わったという。 「マネーの虎の頃は、とにかく車が大好きだったので、自分の中で自動車関連事業以外はやらないという“憲法”を持っていました。けど、そんなことを言っていても勝てないし、実際に失敗した。いまはチャンスはどこにあるのか、自分の強みは何かを、もっと広い視野で見ていますね。ちなみに、同じく元“虎”で仲の良い、なんでんかんでんの川原社長は、いまも本当に商売が下手(笑)」  勝てる勝負を選ぶことも、逆境に負けないコツなのかもしれない。
zasshi.news.


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by ganbaremmc | 2017-01-22 11:59 | ニュース・その他 | Comments(0)