日産ゴーン社長「益子さんは三菱自のシンボルだ」

日産・三菱自CEO カルロス・ゴーン社長のインタビュー(前編)

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-三菱自が加わったことでメンバー間の関係はより複雑になりませんか。

「 大きく複雑化するとは思わない。なぜなら全く同じ関係を適用するだけだ。ルノーと日産の関係のルールを三菱自に適用することだ。ルールは変わらない。若干微調整は必要かもしれないが。三菱自はスケールメリットを享受できる。三菱自は大きな見返りがあるからアライアンスに適用したいと考えている 」

-アライアンスのメンバーが増えると、各ブランドの個性維持とシナジー追求の両立が難しくなりませんか。「 ルノーと日産の関係は17年間維持してきた。現時点でブランドが混同されることは全くない。お客様が比較検討をしないのだ。日本と米国は日産の存在感が高くルノーが低いから簡単だが、欧州は二つのブランドが存在して、きちんとブランドを確保している。混同されていない。重複もしていない。ルノーと日産で証明してきたからこそ、三菱自でも証明できる。自信がある。だからこそ、三菱自がアイデンティティーを維持すると主張してきた。だから益子(修社長)さんに(社長に)残ってもらった。益子さんは三菱自のシンボルだ。混乱はない。社風もそのまま尊重しながら、ブランドの中身も変えない。シナジーを生み出すと言っているのは効率化によるシナジーだ。コストや投資の効率化、専門性の共有などだ。それでいて各ブランドは社風に応じて仕事をしていく。その条件があるからこそ、混乱のリスクを避けられる 」

-三菱自会長に就いて1カ月が過ぎました。改めて三菱自の潜在力をどう見ますか。また新たに支援が必要だと思うことありますか。
「 二つの潜在力を持っている。会長になる前から分かっていたことだが。1つは大きく成長できることだ。ここ数年、年販100万台で横ばいとなっている。ブランドの潜在力ははるかに大きい。次期中期計画を策定して、益子さんの指揮の下で(成長を)実現できる。次期中期計画はこの会社を拡大し、成長させることが目標の一つだ。日産もルノーもサポートできる。なぜなら、三菱自は多くの市場で販売しているが、プレゼンスが低いところがある。例えば、米、欧、ロシア、ブラジル、中東だ。ブランドにとって潜在力がある。第二は利益だ。購買部門を共用すれば、かなりのシナジーを三菱自にもたらす。100万台のメーカーが、同じやり方で1000万台のような購買はできない。技術へのアクセスも増える。自社で開発する必要がなくなり、かなり節減が見込める。三菱自は生産を委託している地域がたくさんある。アライアンスがはるかにいい条件を提示できる。もっと効果的な条件で生産ができる。原価低減を通じた利益も好機だ。もちろん実現しないといけない。アイデアが足りないと言うことはない。三菱自をどう回復させるか、より高い成長、利益を上げるために、どうするかのアイデアはたくさんある。益子さんはこれを意識している。なぜなら、私がV字回復を期待しそれをサポートしていきたいと考えているからだ 」
日刊工業新聞より


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by ganbaremmc | 2017-02-09 19:14 | 日産 | Comments(7)

Commented by あのに at 2017-02-09 10:42 x
あるイミ、今のあまり面白みのない三菱を築いた、と言う意味なら象徴であると思います。
Commented by dignity at 2017-02-09 12:20 x
アイデンティティの維持が如何程のものなのか、次期デリカに期待したいですね。
不安は大きいですが。
Commented by 名無し at 2017-02-09 22:21 x
三菱のシンボルはパジェロ。
Commented by 名無し at 2017-02-09 22:59 x
カルロスさぁ 趣味の悪いジョークだね。
ホンキ??
Commented by やっぱ俺は益子が嫌い at 2017-02-09 23:55 x
益子さんは三菱の負のシンボルです。
Commented by 休みだよ at 2017-02-10 07:42 x
日産本社の正面玄関に益子の銅像でも建立して下さいな。
Commented by kiki at 2017-02-11 09:56 x
全く、フレンチジョークが過ぎるよ