三菱自 凋落は底をついたのか?カギは新車に

2016年4月の、三菱自動車による衝撃の「燃費データ不正」発覚から、
もう少しで1年が過ぎようとしています。

過去5年を振り返れば、三菱自動車は年間100万台ほどのクルマを世界中で販売してきました。
ところが、事件発覚の直前である2015年の日本での販売は10万台ほど。つまり10分の1しかないのです。しかも、2012(平成24)年より毎年1万から2万台規模で販売が減少しています。なんと日本では、事件発覚前から販売激減が続いていたのです。  日本市場においてそんな最悪の成績でも、三菱自動車がトータルでの販売数が維持できたのは、世界全体での販売は悪くなかったからです。実際に海外のモーターショーへ取材に行くと、三菱自動車による燃費不正が話題となることはほとんどなく、どこに行っても日本国内よりも高い人気を誇っています。  まだまだ悪路が多いエリアでは、タフな4WDモデルが求められています。もともと三菱自動車の得意は4WD、4WDモデルの「ランサーエボリューション」による、「WRC(世界ラリー選手権)」での活躍もありました。フラッグシップの「パジェロ」は過酷なラリーレイドである「パリ・ダカールラリー」で何度も優勝しています。さらにピックアップトラックの「トライトン」という人気モデルも存在します。4WDが得意な、タフなブランドというイメージなんですね。三菱自動車の「ジェットファイター」と呼ばれる強面フェイスも、そのイメージにぴったりです。  

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しかし、海外市場でも不安要素がありました。それは新型車の不在です。
最近の三菱自動車は、新車リリースのペースがガタッと落ちています。いくら世界中で高い人気を誇っていても、新しいクルマが出なければ、販売数を維持することは困難になります。  しかし、そんな不安を払拭するようなニュースが発表されました。 2017年3月7日(火)より開催の「第87回ジュネーブ国際モーターショー」で、三菱自動車は新型モデルになる「エクリプス クロス」を発表。このコンパクトSUVは、2017年秋の欧州発売を皮切に、日本や北米、オーストラリアなど世界展開するといいます。また、昨年秋の「パリモーターショー2016」では次期「パジェロ」と噂される大型SUVのコンセプトカー「ミツビシGT-PHEVコンセプト」を発表。2016年8月の「インドネシア国際オートショー」では小型MPVのコンセプト「ミツビシXMコンセプト」も発表しています。歩みは遅いかもしれませんが、ジワジワと新型車の用意は進んでいるようです。
三菱自動車が日本で信用を回復するには、まだまだ時間がかかりそうですが、海外ビジネスは新型車効果で上向きになるのも近いはず。三菱自動車の復活は、海外市場からスタートすることになりそうです。
乗りものニュース

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by ganbaremmc | 2017-03-07 18:04 | 三菱自動車 | Comments(1)

Commented by at 2017-03-07 21:31 x
早くエクリプスクロス日本発売して欲しい。国交相の嫌がらせで認可がおりないから遅れているのか?と思ってしまう。